「メタボリックシンドローム」。太っている人より、見た目がやせている人が高血圧、高脂血症になりやすい

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メタボリックシンドローム」。太っている人より、見た目がやせている人が高血圧、高脂血症になりやすい

肥満というと、外見がでっぷりした人を思い浮かべることでしょう。

私たちの体脂肪は、大きくいうと、皮下脂肪と内臓脂肪の2種類に分けられます。
皮下脂肪とは皮膚の下についた脂肪のこと。
一般に太って見える人はこちらが多く、女性に多い肥満のタイプです。
下半身が太くなるため、洋ナシ型肥満ともいいます。

いっぽう内臓脂肪とは、内臓に直接脂肪がつくタイプの肥満のこと。
意外とこの内臓肥満型は外見がやせている人にも多く、見た目ではわからないのが特徴です。

大阪大学の研究グループによれば、同じ肥満でも皮下脂肪型よりむしろ内臓脂肪型の人のほうが生活習慣病にかかりやすいことがわかっています。

内臓脂肪がついている、隠れ肥満タイプの人は、やせているのに腹部だけ出ている男性、ウエストまわりが太い女性、ダイエットによるリバウンドを経験している人などに多いのです。
体重はふえていないのに、ベルトの穴のサイズがふえたという人も要注意です。

では、なぜ内臓脂肪は健康によくないのでしょうか。
皮下脂肪は分解されて心臓に運ばれますが、内臓脂肪は脂肪酸に分解されるため、肝臓に運ばれます。
つまり、内臓脂肪が多い人は高い濃度の脂肪を含む血液を肝臓に送りこむため、肝臓が処理しきれない分の脂肪がそのままたまってしまうのです。

本来、肝臓は脂肪の代謝を行う役割をしている臓器ですが、それができないため、肝臓に脂肪がたまり、脂肪肝となってしまうのです。
脂肪肝になると心臓や血管系の病気、動脈硬化などの原因となることがわかっています。

また、内臓脂肪の組織は、血液の循環を阻止する物質を放出しており、血栓(血液のかたまり)ができやすくなるという報告もあります。

気をつけたいのは、内臓脂肪型の肥満は外見ではわからないこと。
やせていても高血圧や糖尿病があったり、おなかだけが出ているという人は要注意です。
自分のおなかをつまんでみておなかは出ているのにつまめないようだと、内臓脂肪の危険があります。

内臓脂肪を防ぐには食生活の乱れを防ぎ、運動を心がけることが大事。
短時間での大量の飲酒をしない、3大栄養素である糖質、脂肪、タンパク質をとりすぎないこと。

また、激しい運動は必要ありませんが、毎日ウオーキングをするなどの軽い運動をすることが内臓脂肪の解消につながります。
「血圧と血液サラサラの常識が変わった! より」

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