夏と冬とで脳の働きが変わる?

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夏と冬とで脳の働きが変わる?

季節性うつ病という病気があります。
この病気の人々は、夏の間は気分がよいのですが、冬になると落ち込んでしまって「うつ」になります。
専門的に難しい言葉で言えば、「季節性情動障害を示す」といいます。
興味深いことに、こうした症状は季節による日照時間の違いに関係があるのです。
つまり、夏は太陽が出ている時間(つまり光にさらされている時間)が長いのに対して冬は短いため、気持ちが沈んでしまうのです。

ある患者に、冬でも夏のように長い時間光に当たれば、症状が改善されるのではないかと「光を当てる」治療が試されました。
それが、患者の症状を改善したのです。
こうしたことから光の情報を受けてリズムを作り出す小果腺(脳の一部)の機能異常が、季節性うつ病の原因ではないかと考えられています。
こうした治療は非常に実験的なものに過ぎませんが、人間にも季節のリズムがあることを示す例です。

ほかにも例があります。
例えば、夏の暑いときにクーラーを27度や26度に設定すると非常に涼しく感じますね。
ところが、冬の寒いときには、暖房の温度を20度に設定して温かいと感じます。
これは、季節に合わせて私たちの体が調整されているからです。
夏には暑さに強いからだになり、冬には寒さに強いからだになるのです。
冬眠や発情期はありませんが、人間にも季節リズムがあるんです。
「脳をパワーアップしたい大人のための脳のなんでも小事典 より」

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脳の栄養に気を使ったことはありますか?
飽食の時代にあって、実は私たちの脳は栄養不足状態です。
脳は大食漢、でも貯蔵はできません。
だから脳にはたえず栄養を与え続けることが理想なのです。
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