現代の未病、メタボリックシンドローム

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現代の未病、メタボリックシンドローム
未病とは、病気に向かう状態を指し、健康と病気の間のグレーゾーンでもあります。
自覚症状はないが、検査をすれば正常値ではない状態を言います。

≪メタボリックは未病の川の流れ≫
現在、日本人の死因の第1位はがんですが、2位と3位は心臓病、脳卒中で占められています。
心臓病、脳卒中の原因となるのが動脈硬化であり、その動脈硬化をおこす主なファクターには高脂血症、高血圧、糖尿病があります。
さらに、これらのもとになるのはインスリン抵抗性という代謝障害であり、さらにまた、このもとになるのが肥満、それも内臓脂肪型肥満です。

このように、病気にたどりつくまでには多くの因子が重なっており、あたかも川のように上流から下流へと流れていくことがわかってきました。
最も上流にあるのが内臓脂肪型肥満、それからインスリン抵抗性、次が高脂血症や高血圧、糖尿病といった生活習慣病、その下流動脈硬化があり、河口が心臓病や脳卒中になります。
この内臓脂肪型肥満から動脈硬化にいたるまでの状態につけられた名前が、メタボリックシンドロームです。
そして、その先には心臓病や脳卒中があります。

≪健康と病気の間に位置するメタボリックシンドローム
これまで西洋医学では、健康か病気のどちらかしかなく、病気でなければ健康、健康がくずれれば病気と、単純に色分けしていました。
また、病気は個々にとらえられ、病名も個々につけられてきました。
いくつもの因子を総合的にとらえ、病気にいたる流れとして位置づけた名称はメタボリックシンドロームが初めてであり、画期的なことといえます。

しかし、東洋医学ではすでに2000年も前から、健康と病気の間に未病という時期をみとめ、病気に向かう状態として重視してきました。
この未病という概念に、メタボリックシンドロームはぴったりとおさまるのです。
「病気になる前に治す本 より」

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ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
もしビタミンB群のビタミンB12や葉酸があれば、ホモシステインは分解されます。
しかしビタミンB12や葉酸が欠乏していると、ホモシステインが増え、その結果、血栓ができ、心筋梗塞脳梗塞になります。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となる活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働きます。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
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子供たちの脳・創造力・学力向上のためのビタミンB12
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