脂質は“質”にこだわって適量摂取

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脂質は“質”にこだわって適量摂取

1日に摂取する脂肪の割合は20~25%が理想ですが、欧米型の食生活傾向が強まってきたことで脂肪摂取率も増える傾向にあります。
たんぱく質や炭水化物に比べ、脂肪は1gあたりのエネルギー量が2倍以上ありますから、脂肪のとりすぎは肥満への近道となってしまうのです。

しかし、脂肪も大切なエネルギー源です。
やみくもに制限するのではなく、脂肪の種類を考えて摂取することが大切です。

脂肪は、脂肪のなかに含まれる脂肪酸によって、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に種類が分かれます。

飽和脂肪酸は、血中コレステロールを増やす働きがあり、一部の植物油や肉の脂身などの動物性食品、ベーコンなどの加工食品、生クリームなどの乳製品に多く含まれます。

不飽和脂肪酸は、コレステロールを減らすはたらきがあり、オリーブ油、ごま油、サラダ油などの植物性油脂や魚油に多く含まれます。

つまり、脂肪をとる場合には、不飽和脂肪酸を多く含む植物油や魚からとることが理想です。
ただし、植物油でもヤシ油やパーム油は飽和脂肪酸が多く、肉でも牛ヒレ、豚赤身、もも肉、脂肪や皮を除いた鶏肉は、比較的飽和脂肪酸が少ないといった特徴があるため、肉だからダメ、植物油だからよいといった考え方をすると危険です。
その食品に含まれる脂肪の“質”を選んでとることを心がけましょう。

脂肪酸の種類
飽和脂肪酸コレステロールを増やす作用がある
・ ラウリン酸・・・・・ヤシ油、パーム油
・ ミリスチン酸・・・・・バター、ヤシ油
・ パルミチン酸・・・・・動植物油脂
ステアリン酸・・・・・動植物油脂

不飽和脂肪酸コレステロールを減らす作用がある
・ バルミトレイン酸・・・・・動植物油脂、魚の脂
オレイン酸・・・・・動植物油脂
・ α-リノレン酸・・・・・しそ油、亜麻仁油
・ エイコサペンタエン酸(EPA)・・・・・魚の脂
・ ドコサヘキサエン酸(DHA)・・・・・魚の脂
リノール酸・・・・・植物油脂
・ アラキドン酸・・・・・動物リン脂質
「自分で防ぐ・治す脳梗塞 より」

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日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

高次脳機能障害5ヶ月が過ぎて・・・
http://d.hatena.ne.jp/yoko_asami/20080525

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