日本人は少しの肥満でも糖尿病になりやすい

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日本人は少しの肥満でも糖尿病になりやすい

日本人に多い2型糖尿病は、遺伝的な体質が関係しています。
遺伝がどの程度影響するかははっきりはわかっていませんが、両親の一方が糖尿病の場合には40~50%の確率で糖尿病になる素因をもっています。

遺伝的素因があると、必ず糖尿病になるとは限りません。
発症人には、生活習慣が大きく影響します。
最近の研究によって、日本人は軽度であっても肥満になると、2型糖尿病になりやすい人が多いことがわかってきました。

日本人には糖尿病が増加していますが、欧米に比べればBMI30以上の頻度は10分の1にすぎません。
ところが、肥満に伴う病気の頻度では、糖尿病は欧米と同程度です。
このことから、日本人は肥満に伴う健康障害をきたしやすい民族的素因を持っていると考えられます。
欧米に比べると、脂肪の量は少なくても糖尿病になりやすいことが明らかになってきました。

脂肪は皮下脂肪と内臓脂肪に分けられますが、このうち、糖尿病などを引き起こす原因になるのが内臓脂肪です。
また、日本人はインスリンの分泌量そのものが、欧米人に比べて2分の1から3分の1程度しかありません。
このことも、日本人が糖尿病になりやすい理由のひとつと考えられています。

≪飽食、肥満、運動不足悪しき生活習慣が最大の原因≫
肥満は、脂肪細胞の中に脂肪をたくさん貯蔵しているということですが、脂肪がたまって大きくなった脂肪細胞にはインスリンが効かなくなります。
さらには、血中に放出された遊離脂肪酸が多くなると、肝臓や筋肉での糖の処理が悪くなります。
食べすぎは、血糖値を上昇させ、糖を処理するのにインスリンを余計に必要とし、肥満にもつながります。

さらには、運動は糖の利用を高めますが、運動不足は逆にインスリンの効きを悪くします。
年をとることでも、糖の代謝が低下し糖尿病の発生に関係します。

最近では、活性酸素インスリンの分泌や、筋肉などでのインスリンの効きを悪くすることも明らかになってきました。
このことから、活性酸素を除去する作用のあるビタミン、ミネラルなどの摂取不足も糖尿病の発症に関係しているのではないかと考えられています。

また、ストレスも血糖値を悪化させるケースがあると思われます。
さらに最近では膵性糖尿病も増えてきたといわれます。
これは、膵臓が正常に働かなくなった結果発症するタイプです。
習慣的な飲酒で膵臓が障害を受けると慢性膵炎になり、進行すると糖尿病を発症します。

以上のように、糖尿病になりやすい体質に、カロリーが多い食事、運動不足などの生活習慣が加わって発症します。
悪しき習慣が重なり合って、日本人に糖尿病を増加させているのです。
生活習慣病にならない方法 より」

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