脳卒中の是正できない危険因子

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脳卒中の是正できない危険因子

危険因子には、本人が暮らしの中で気をつけることで、是正できるものとできないものがあります。
是正できない危険因子のうち、代表的なものを以下に挙げてみましょう。
是正できない危険因子がある人は、ない人以上にほかの危険因子を是正する必要があるともいえます。

年齢
人はだれでも40歳を迎えると、それだけで脳卒中の危険因子を抱えることになります。
40歳を境に脳卒中の発症率は高まります。
年齢を重ねることが即、脳卒中の発症につながるわけではありません。
しかし、血管の老化や脂肪の蓄積などによって高血圧や動脈硬化が進み始めるのが、ちょうどこの年代なのです。
定期的な検査をおすすめします。

性別
男性は脳梗塞脳出血の危険因子です。逆にくも膜下出血は女性に多いのが特徴です。

遺伝(家族暦)
家族や親戚に、これまで脳卒中を発症した人はいませんか。血縁のある人に脳卒中の患者さんがいるということは、遺伝的に脳卒中を発症しやすい体質である可能性があります。

くも膜下出血の家族歴がある人は発症率が高い
とくに、くも膜下出血の家族歴がある人は気をつけましょう。
発症の可能性がとくに高いといわれています。
脳ドックを受診して、くも膜下出血の原因である脳動脈瘤があるかどうか、調べておくことをおすすめします。
脳卒中はいわゆる遺伝性疾患ではありません。
しかし、遺伝子多型(ポリモルフィズム)と呼んでいますが、複数の脳卒中関連遺伝子が絡み合って、それに環境因子(食生活など)が加わって発症する因子疾患であると考えられています。
これまでは体質という言葉で片づけられていた要因が、遺伝子研究の進歩によってポリモルフィズム脳卒中の発症に関与していることがわかってきました。
将来は、これらのポリモリフィズムのタイプ別に脳卒中予防を考えるテーラーメード医療の時代になるかもしれません。

※ 遺伝性疾患
遺伝子に起こった変化が原因で疾病として現れる病気。遺伝病とも呼ばれる。
血友病筋ジストロフィーなど。

テーラーメード医療
病気にかかりやすい遺伝子をもった患者さんに有効な治療を選択したり、投薬を開始する前に患者さんの個々の薬剤に対する感受性を見極め、適切な薬を適量選択し、最もよい時期に投与する治療のこと。
脳卒中 これだけ知れば怖くない より)

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ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
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