病気が病気をつれてくる

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病気が病気をつれてくる

よく「うちの家系は太りやすい」「親父が糖尿病だったから自分も心配だ」などということがあります。
遺伝あるいは生活環境などによって、家族の中で同じ病気の発症を繰り返すことがあります。
すべての病気に遺伝子が何らかの形で関与しているという考え方もあります。

この場合、遺伝的要素が病気のリスクファクター(危険因子)であると言えます。
ただし、家系がそうだからといって、必ずしもすべての家族が同じ病気になるとも限りません。

また、煙草を吸うと肺がんの発症率が高まることから、煙草は肺がんのリスクファクターといえるのですが、すべての愛煙家が100%肺がんになるわけではなく、リスクファクターがあっても、病気になる人はなるし、ならない人はならないという、不思議な現実があります。

しかし、多くの生活習慣病の患者さんを調べると、やはりそこにはライフスタイルにかかわる何らかのリスクファクターがあり、発症を後押ししていることが統計的に明らかです。

人間のからだは、機械とちがってひとつの生命体ですから、どこかひとつ悪いところが見つかって詳しく調べると、往々にして、あちこちに影響が見られます。

これは、血管や神経が全身にネットワークを巡らせて、一瞬のうちに情報を送っていることを考えても、おわかりになるでしょう。

例えば高血圧というひとつの病気は、心臓病だけに限らず、脳卒中動脈硬化にもつながる危険があり、場合によっては、いっぺんにいくつもの病気をもつ「合併症」になることもあります。
まさに、病気が病気をつれてくるのです。

病気が病気を連れてくるものの代表に、糖尿病があります。

糖尿病は血糖値が高くなる病気ですが、のどのかわきやだるさなどの症状だけではなく、細い血管に障害が出ると、目の網膜症、腎症、神経障害などの合併症が出てきます。

さらに糖尿病が原因で大きな血管に動脈硬化が起こると、脳梗塞にかかる確率は、健康な人の4.37倍、心筋梗塞などのリスクも2~4倍にも上がります。

こんな危険な病気に、目立った症状がなく、国民病として猛威を奮っていることは、もっと深刻に考えるべきです。

病気の原因は必ずしもただひとつではなく、いくつものリスクファクターを複合的にもっている場合、発症の確率がより高くなることにもご注意下さい。

リスクファクターという観点から生活を見直すと、絶対に病気にかからないと断言できる人などいないことがわかります。それくらい、われわれは自分の生活にやや無頓着な面があります。
生活習慣病のためのリスクマネジメント ・ぼちぼち健康術 より)

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