脳を使って鍛えれば、ボケを先延ばしできる

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脳を使って鍛えれば、ボケを先延ばしできる

予防するすべはなく、しかもいったん発症したら治療法もなく、病気が進行していくのを、ただ手をこまねいて見ているしかないアルツハイマー認知症
ではもうお手上げかというと、決してそうではありません。
今、期待されているのが「脳を使う」ことです。
アルツハイマー病は確かに予防もできないし、治療法もありません。
しかし、脳を使って進行を抑えることは可能なのです。

神経科学の研究は日進月歩です。
昔は、脳の神経細胞の数は生まれたときにすでにきまっていて、それ以上増えることはないと信じられていました。
神経細胞そのものは増えないけど、神経細胞同士がネットワークを作り、その神経回路が密になっていくから脳が発達するのだと考えられていました。

ところが、それは間違いで、1980年代の終わりごろから、神経細胞は大人になってからでも、脳を使う限り増え続けるという研究発表がたくさん出てきたのです。
要するに、「脳というものは、使うか使わないかで働きが決まってくる。
脳を使えば神経細胞が働いて代謝活動をし、その結果、血液が流れる。
たとえ中年になっても老人になっても、脳を使えば、神経細胞が増え、ネットワークも密になって確実に脳の働きはよくなる。
逆に、使わなければ神経細胞は死んでいく。
脳が廃用性萎縮を起こしてボケてくる」ということがはっきりしたのです。
それが1995年ごろのことですから、最近になってやっとこのようなことがわかってきたのです。

そうなると、アルツハイマー病のような病気も、頭を使わせればよくなるのではないかと、多くの研究者たちが考えるのも当然です。
そして、実際、頭を使わせてみたところ、アルツハイマー病の進行を遅らせることができたのです。

ただし、ここで誤解しないでほしいのは、脳を使ったからといってアルツハイマー病という病気そのものの進行を止められるわけではありません。
脳を使って脳の働きがよくなれば、アルツハイマー病が進行するのを抑えてくれる、というのが正しいでしょう。
つまり、脳を使い続けている限りは、アルツハイマー病の進行を遅らせることが可能なのです。

これは、何も認知症だけに限ったことではありません。
もの忘れがひどくなって、「そろそろボケの始まりかなあ」という不安を感じている中高年の人たちにも当てはまることです。
年をとれば誰でも脳細胞が減って脳が萎縮し始めます。
脳の老化は誰にも避けられないことです。
それならば、先手を打って、今のうちから脳を鍛えて脳の力を底上げしておけば、
少々脳が萎縮しても、アルツハイマー病を始めとする認知症になるのを先延ばしできるということになります。

★ 脳は、使えば確実に働きがよくなる。逆に、使わなければ廃用性萎縮を起こす。
★ 中年になっても老人になっても、脳を使えば脳の働きをよくすることができる。
★ 脳を鍛えて脳の力を底上げしておけば、ボケるのを先延ばしできる。
「脳ボケはNO!脳を悦ばせて生涯現役 より」

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ビタミンB12で脳の機能改善!

脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
このシナプスは、年をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのために必要な素材として栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12です。

ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働き、細胞の再生・修復、神経線維の修復、神経伝達物質の合成、免疫の正常作用などさまざまな働きがあります。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
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