自律神経には、交感神経と副交感神経がある
相反する指令をだす2つの神経系統がある。
2つの神経の働きで、状況に応じた体内環境がつくられる。
◆ 活動の交感神経、休息の副交感神経
自律神経には、2つの系統があります。「交感神経」と「副交感神経」です。
この2つの働きは、まったく正反対です。
交感神経は、からだを活動に適した状態に調整します。
心臓の働きを高め、血管を収縮させ、血圧を上げて、全身にたくさんの血液を送ります。胃を弛緩させたり胃酸の分泌を少なくして、胃の消火活動で使われる血液を減らして、筋肉に送る血液量を増やそうとするのです。
副交感神経は、これとまったく反対に、心臓の働きをゆるやかにし、血管を拡張させ、血圧を下げます。
両者の働きを簡単にまとめれば、交感神経はからだを緊張状態にし、副交感神経は、その緊張を解いて、からだを休息させます。
食べものを消化しているときも、副交感神経が働いている。
◆ どちらが優位かで全身の状況が変わる
交感神経と副交感神経は、それぞれ別個に働いているのではなく、どちらかが優位になれば、どちらかが劣位になるというように、拮抗的に働いています。
そして、どちらが優位に働くかで、体内の状況が変わってくるのです。
交感神経が優位に働くときは、神経の末端からアドレナリンが分泌されて、それを受けた各細胞が働きだして、からだが緊張状態になります。
副交感神経が優位になると、神経末端からアセチルコリンが放出されて、各細胞が働きだして、からだがリラックスします。
アドレナリンやアセチルコリンに反応する細胞のひとつが、免疫細胞です。
基本的に、昼間の活動時間帯は、交感神経優位になっており、夜の休息時間は、副交感神経優位になっています。
「病気にならない免疫のしくみ より」
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
脳に栄養、休息、ゆとりを与えるビタミンB12!
ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめです。
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
遺伝的なもの以外では、ビタミンB12不足により引き起こされるホモシステイン血症は、進行すると動脈硬化や心筋梗塞の危険性が高まるといわれています。
ビタミンB12は、葉酸とともに核酸の合成を助け、脊髄、胃腸の粘膜などで活躍します。
また、脳や神経とも関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳・創造力・学力向上のためのビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html