食物繊維を上手にとりましょう

イメージ 1

食物繊維を上手にとりましょう

◆ 食物繊維は生活習慣病を撃退する、有効な栄養素

食物繊維は人間の消化酵素で分解できない成分で、体の中を単に通り過ぎていくだけで、とりたてて栄養のない成分です。
食物繊維は水分を吸収すると体積が増え、満腹感を与えてくれるので、ダイエットのための食事療法でも注目され始め、いまでは三大栄養素およびビタミン、ミネラルに次ぐ栄養素として重要視されています。
食物繊維には「水溶性」と「不溶性」のものがあり、前者にはコレステロール値を正常にするはたらきが、後者には腸のはたらきを活発にして、有害物質を体外に排出するはたらきがあります。
以下に食物繊維は生活習慣病に対しても有効とされている理由をあげて見ます。

◎ 有害な物質や余分なコレステロールを吸収して体外に排泄するため、血中のコレステロール値が正常に保たれる。
◎ 繊維質が多く含まれ、簡単にかみ砕いて飲み込めないので、かむ回数が増える。
ブドウ糖の吸収速度を緩やかにするはたらきがあり、食後の急激な血糖値の上昇を防ぐ。
◎ 便をやわらかくし、便通を整え、腸のはたらきを活性化する。
◎ 腸内の善玉菌を増加させ、腸内環境を整える作用がある。
◎ 腸の中の有害物質を排出するため、がんの予防になる。

◆ 簡単に食物繊維をとる方法とは?

食物繊維を多く含む食品には、大きく分けてイモ類、海藻類、きのこ類などがあります。
具体的にはさつまいもやじゃがいもなどのイモ類、根菜であるゴボウ、昆布やひじきなどの海藻類、切干大根、こんにゃく、きな粉、寒天などです。

ひじきや切干大根などはニンジンのせん切りや油揚げと一緒に調理して煮物にして冷蔵庫で保存しておけば、数日間、毎日の食卓に登場させることができます。
きな粉は、みそ汁に少し入れてみたり、ほうれん草やチンゲンサイのゴマ和えに少量を混ぜてみたりするのもいいかもしれません。
牛乳を飲む際に入れるのもいいでしょう。

朝食は、通常の食パンでなく、ライ麦パンにすることで、簡単に食物繊維を補うことができます。
また、最近ダイエット食品として注目されている寒天も、味がないので、気軽に使えて便利な食材です。
お米と一緒に炊くとごはんにツヤや甘みが出ますし、鍋物やシチュー、カレーなどの汁物のメニューに溶かして入れるのもいいでしょう。
メタボリック・シンドロームを知る より」

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。

ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には広く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
ただし、おもしろいことに、納豆やみそ、たくあんなど、日本に古くからある保存食には、植物性でも例外的にビタミンB12が含まれています。これは、発酵の過程でビタミンB12が作られるためと考えられます。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html