甘味飲料、果物、お菓子が内臓脂肪をつくる!

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甘味飲料、果物、お菓子が内臓脂肪をつくる!
注目される糖質、オリゴ糖とは?

◆ 過剰な糖分摂取が引き起こす高血糖・糖尿病

ごはん、パン、イモ類、砂糖などの炭水化物や果物などに含まれる糖分は消化酵素の働きでブドウ糖、果糖、乳糖、ソルビトールなどに分解され、腸で吸収されます。
さらに肝臓に送られてすべてブドウ糖に変換されて、血液中に送り出されます。
ブドウ糖膵臓で分泌されるインスリンというホルモンによって、体内の細胞にとりこまれ、エネルギー源となったり、余れば中性脂肪に変換されて、脂肪細胞にとりこまれることでエネルギーとして蓄えられます。
エネルギーとして蓄えられる量のほうがエネルギー源として消費される量よりも多くなると、インスリン抵抗性となり、中性脂肪が蓄積されてしまいます。
テンスリン抵抗性になると、血液中のブドウ糖の濃度を示す血糖値が高くなり(高血糖)、一定値以上になると糖尿病と診断されます。
つまり、過剰に糖分を摂取することは高血糖・糖尿病を引き起こしやすくなるうえ、内臓脂肪も蓄積され、危険信号です。

◆ 単糖類、二糖類は吸収が早いので要注意!

糖類には主に、単糖類、二糖類、多糖類の3種類があり、それぞれ以下に示すとおりです。

◎ 単糖類―ブドウ糖や果糖などで、消化酵素でこれ以上分解できない糖質の最小単位です。
果物やジュースや清涼飲料水、スポーツドリンクなどに含まれています。
体内での吸収が早く、中性脂肪に変換されやすく、血糖値の上昇を招きます。
飲料などに含まれる糖分をはじめ、それほど強い甘さがないため、無意識のうちにとりすぎてしまうので注意が必要です。

◎ 二糖類―単糖が2分子結合したものです。
ブドウ糖と果糖が結合したもの(ショ糖)などをいいますが、砂糖の主成分がこれにあたります。

◎ 多糖類―ごはんやパンなどの原料の穀物やイモ類に含まれるでんぷんなどです。
単糖が3つ以上結合したものです。
酵素を分解するのに時間がかかるため、ゆっくり吸収されます。

◆ 1日に必要な糖質の量とは?

糖質は脂質同様、とりすぎると内臓脂肪を増やす原因となってしまいますが、タンパク質、脂質と並んで三大栄養素の1つで重要なエネルギー源なので、適度にとる必要があります。
一般的に、お菓子や清涼飲料水などを除けば、糖質を多く含む食品は急激に血糖値を上昇させることはなく、ゆっくりと上昇させ、ゆっくりと下降させるので、低血糖状態になりにくく、腹持ちがいいとされています。

お菓子などのように、吸収の早い糖質は血糖値が急激に上昇したかと思うと、インスリンの働きで急激に低下し、低血糖状態になってしまい、脳へのブドウ糖の供給が不足し、気分が悪くなるなどのトラブルを生じやすくなります。
これらの糖質は摂取するタイミングが大切です。
スポーツをする少なくとも1時間前以降にはとらないほうがいいでしょう。

また、女性の場合は、ホルモンの影響で月経の前は低血糖になりやすいことが知られています。
その頃はお菓子など、吸収の早い糖質をとりすぎないように注意しましょう。
1日に必要なエネルギー量の約50%以上は糖質からとるのが理想とされています。
これを1日の食事に置き換えると、具体的には、ごはん3膳、イモ類2個、果物1個、おやつの甘いものを1個程度ということになります。

◆ 注目される糖質、オリゴ糖とは?

オリゴ糖ブドウ糖や果糖などの単糖が数個結合したものです。
種類としては、フラクオリゴ糖や、大豆オリゴ糖、キシロオリゴ糖などがあります。
オリゴ糖を摂取すると、腸内のビフィズス菌が増えることから、腸内の環境が良くなり、便秘や下痢が改善されます。
さらに免疫力を高める効果もあります。
また、腸内の余分なコレステロールや胆汁酸を吸収して、排泄する働きがあるため、血中コレステロールを減らすことから、動脈硬化を予防するのと同時に、肝臓の機能を高めて、胆石の予防にも役立ちます。

血糖値を正常化させる働きもあり、糖質にもかかわらず、カロリーがほとんど吸収されないことから、糖尿病予備軍の人にもお勧めです。
メタボリック・シンドロームを知る より」

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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。

ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には広く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
ただし、おもしろいことに、納豆やみそ、たくあんなど、日本に古くからある保存食には、植物性でも例外的にビタミンB12が含まれています。これは、発酵の過程でビタミンB12が作られるためと考えられます。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html