ストレス+高脂肪が脳を傷つける

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ストレス+高脂肪が脳を傷つける
ストレスがあるか、ないかによって、食事が脳に与える影響が大きく変わってくる……?
高脂肪食とストレスの関係を調べた実験から、興味深い事実が明らかになりました。

≪実験でわかった悪影響≫

高脂肪食とストレスが、脳、とりわけ海馬の神経細胞にどのような影響をおよぼすか、ねずみを使った実験を紹介します。

◆ 脂肪分の多い食事を与えるが、ストレスはない
総エネルギーの3割を脂質が占める高脂肪のエサを与えます。
ただし、ケースに1匹ずつ飼育し、ストレスのない環境を整えます。

高脂肪食だけでは、海馬の神経細胞には影響はありませんでした。

◆ 食事のバランスはよいが、ストレスの多い環境で飼育する
バランスのよい、通常のエサを与えますが、1つのケースにたくさんのねずみを入れ、ストレスがかかる環境で飼育します。

強いストレスにさらされても、海馬の神経細胞には影響はありませんでした。

◆ 高脂肪食を与えストレスの多い環境におく
1つのケースにたくさんのねずみを入れて、しかも高脂肪食を与えます。
ストレスと高脂肪の両方がかかる環境で飼育し、変化を調べました。

『海馬の神経細胞が萎縮する』
海馬の神経細胞の変化を調べたところ、樹状突起が短く、まばらになっていたのです。
ストレスによるホルモンバランスの乱れが、脂質と相互作用を起こしたと推測されます。

≪どう食べるかも深くかかわる?≫

脂肪と脳の関係には、まだまだわかっていないことがたくさんあります。
上記に紹介した実験結果が、そのまま人間にあてはまるとは限りません。

しかし、ストレスが体のしくみに少なからぬ影響を及ぼしていることは、多くの人が経験していることです。
「どのように」食べるかによって、食べ物の体への影響が異なることを、この実験は示しているのです。

≪よい生き方がよい食べ方につながる≫

アルツハイマー病予防するためには、食事や運動などの生活習慣がよいほか、「趣味を続けている」「他人と交流がある」など、ストレスがたまりにくく、精神的な刺激があることが必要です。

活発に日々をすごし、周囲とよい関係を築くことが、よい食べ方につながるといえます。

≪食を含む生活全般を見直す≫

食事はもちろん、生活全体を見直して「よく生き、よく食べる」ことが、アルツハイマー病の予防につながります。
けんかしたり、沈んだ雰囲気で食べてはおいしさも半減。
「おいしい」、「楽しい」が脳をイキイキさせます

◆ ストレスを減らす
ストレスがかかると、ノルアドレナリンエピネフリンなどの分泌が高まります。
こうした変化が、脳にも影響をおよぼすと考えられます。

◆ 対人関係では
・ 気持ちが安定している
・ 家族、とくに夫婦の仲がよい
・ 怒らない

◆ 自分自身では
・ 趣味をもち、続ける
・ 「年だから」とむやみに言わない
・ 出かける、外に出る

◆ 活動的になる
好きなこと、できることをたくさんするほうが、脳を若々しく保ちます。
認知症を防ぐスーパー健脳食 より」

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ビタミンB12で脳の機能改善!

脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
さらに興味深いことは、健康な老人の脳に比較して、老人性認知症患者の脳では、含まれるビタミンB12が、半分どころか、1/4~1/6程度にまで、低下しているということが明らかにされていることです。

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
このシナプスは、年をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。
ところが、年齢とともに、あるいは認知症などの病気によって、シナプスは次々にこわれていきます。
ビタミンB12には、そのこわれたシナプスを修復する作用があるのです。

◆ビタミンB12の働き◆
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質をつくる働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流を良くする働き。
ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
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子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
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