大切な脳のエネルギー源。上手にとろう

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大切な脳のエネルギー源。上手にとろう
脳は、ブドウ糖だけを唯一のエネルギー源としています。
そのため、脳をしっかりと働かせるためには、ブドウ糖が欠かせません。
しかし、ブドウ糖の「とり方」には注意が必要です。

ブドウ糖になる食品をとろう≫

ブドウ糖は、その名のとおり、ぶどうなどのくだものや甘いものに含まれる糖の一種です。

ブドウ糖は、脳をはじめ全身に運ばれてエネルギー源となります。
しかし、あまった分は脂肪となって体内に蓄えられ、肥満のもとになります。
また、甘いものを大量に食べると、急激に血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が上がり、高インスリン血症を招きます。

※ 高インスリン血症
脳の細胞も、ブドウ糖をエネルギー源として利用するときには、インスリンの助けが必要です。
そこで、食後、血糖が上がると、インスリンも血流に乗って脳に運ばれます。
インスリン血症になると、大量のインスリンが脳に運ばれてきます。
インスリンは、脳の神経細胞に働きかけて、アルツハイマー病の要因となる「アミロイドβたんぱく」の分泌を高めます。

脳に十分な量のブドウ糖を、健康的に届けるなら、ごはんやめん類をとりましょう。
これには、血糖値を急激に上げることがないため、高インスリン血症を防ぎます。

≪穀類からとる糖質が重要≫

ブドウ糖は、甘いものからとるよりも、穀類からとりましょう。
日本人になじみ深いごはんは、パンやめん類などの炭水化物に比べ、食後の血糖値の上がり方がゆるやかで、高インスリン血症を防ぐ効果も。

◆ 理想的なエネルギー源のバランス
食事のエネルギー源は、その半分を糖質からとるのが理想的です。
・ 糖質(炭水化物) 50%以上70%未満
たんぱく質 20%未満
・ 脂質 20%以上25%未満

◆ 精製度の低い穀類を意識しよう
精製度の低い穀類は、食物繊維が豊富で、よりブドウ糖の吸収がゆるやかになります。
ときには玄米をとり入れたり、パンなら全粒粉を使ったものを選ぶのもおすすめです。
・ 食物繊維が多い
・ よくかむ
・ 高インスリン血症を防ぐ

≪意外に多い砂糖の種類≫

砂糖も、精製度が低いほど、ショ糖以外の栄養素が多くなります。
日常使う砂糖は、黒砂糖や三温糖など、精製度の低いものにするのもおすすめです。

オリゴ糖は、消化されにくいため血糖値の上昇を抑えたり、大腸に届いて、腸内の細菌のバランスを整えるなどのメリットがあります。

人工甘味料は、エネルギーを抑えた甘味料です。
なかでも、ステビオサイドアスパルテームなど、糖質を含まないタイプは、脳のエネルギー源にはなりません。

砂糖は取りすぎを防ぐため計って使う習慣を。
認知症を防ぐスーパー健脳食 より」

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ビタミンB12で脳の機能改善!

脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
さらに興味深いことは、健康な老人の脳に比較して、老人性認知症患者の脳では、含まれるビタミンB12が、半分どころか、1/4~1/6程度にまで、低下しているということが明らかにされていることです。

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
このシナプスは、年をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。
ところが、年齢とともに、あるいは認知症などの病気によって、シナプスは次々にこわれていきます。
ビタミンB12には、そのこわれたシナプスを修復する作用があるのです。

◆ビタミンB12の働き◆
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質をつくる働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流を良くする働き。
ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
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