ストレスが免疫力を低下させる

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ストレスが免疫力を低下させる

心理的ストレスは脳の視床下部、交感神経に作用する。
● 消化器の血管収縮や胸腺の萎縮などが起こり、免疫が低下する。

心理的ストレスと疾病≫

心理的なストレスは、たんに精神に影響があるだけでなく、身体にも影響をおよぼします。
ストレスを感じると、交感神経が刺激され、副腎からアドレニリン、ノルアドレナリンが放出されます。
これらは心拍数や血圧、血糖値を上げ、ストレスに対する耐性が作られます。

また、脳の視床下部から放出されるホルモンは、副腎にストレスホルモンともよばれるコルチゾールを放出させ、同じように血糖値を上げさせます。

一方で、消化器では血管が収縮するため、粘液の産生が減り、損傷が起こりやすくなります。
胸腺の萎縮、リンパ球の働きの抑制など、免疫反応の低下もみられます。

≪ストレスを取り除く方法≫

心理的ストレスが原因となって、身体に症状が現れる病気を心身症と総称します。
現在では幅広い種類の疾病がストレスに関与しているといわれます。

これらの治療では、ストレス解消法もさまざまな方法が考えられています。
最近注目されている方法に以下のものがあります。

ウオーキング、サイクリング
体内に酸素を取り込む有酸素運動であり、脳内のβ-エンドルフィンが分泌され、ストレスホルモンを抑制。

・ 入浴、温泉浴
体内に蓄積された乳酸などの疲労物質を減少させ、交感神経に偏った自律神経のバランスを改善する働きがあります。

◆ペットブームとアニマルセラピー◆

動物との触れ合いを治療に利用するアニマルセラピーの歴史は、古代ローマ帝国において負傷した兵士のリハビリに乗馬が有効とされたことにはじまるといわれます。

神経麻痺患者の乗馬、自閉症児のドルフィンスイム(イルカと一緒に泳ぐもの)など、動物との接触によって心身の改善を図ろうとする試みは世界で広く行われています。

ペットセラピーには、医療の専門家によって、身体機能の改善や精神面のケアなどのゴールを設定して行われる「動物介在療法」と、高齢者福祉施設などを動物とともに訪問、動物と触れ合う機会を作る「動物介在活動」があります。

昨今のペットブームも、動物との触れ合いがもたらす心の安らぎの効果が広く認知された結果なのかもしれません。

『ストレスは、体内に中性脂肪コレステロールをふやし、動脈硬化を招きます。ストレスによって増加した血液がもろくなった血管に流れこむと、脳内出血を起こすことがあります。』
「体をまもるしくみ辞典 より」

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≪ビタミンB12の働き≫
(1)核酸たんぱく質の生合成
ビタミンB12は、生体で最重要とされる核酸たんぱく質の生合成を司っています。
新しい核酸、たんぱくが生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わり、ビタミンB12の「修理工」的機能が発現します。
その結果が時には若返りにもつながることとなります。

(2)補酵素としての機能
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い流すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。

(3)神経の修理・再生
ビタミンB12は切断された神経繊維の再結合と機能回復、神経興奮の伝わり方(興奮電動速度)の増大、破壊された神経組織の周辺での幼若神経の新生など、”修理工”としての効果を持っています。

(4)免疫調整
生体内に異物が侵入し、これが生体の防御システムによって異物として認識されると、それを抗原とする抗体が生産されます。
この抗体は蛋白質ですので、ここでまた蛋白質の生体内合成系の問題が登場します。酵素蛋白の生合成にビタミンB12が関与しますので、”当然”免疫抗体の形成という名の蛋白合成にも同様な関与が推定されます。
ビタミンB12は、蛋白質核酸の生合成を推進しますので、免疫学的な効果、たとえば抗体(蛋白質)産生が強化されても不思議ではありません。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html