食中毒はほとんどが細菌やウイルスが原因

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食中毒はほとんどが細菌やウイルスが原因

● 食中毒の原因となるものは細菌、ウイルスがほとんど。
● 食品に混ざった化学物質や自然毒でも食中毒が起こる。

≪食中毒とは≫

食中毒は、飲食によって起こる急性の胃腸炎神経症状の総称です。
フグやキノコ、かびなどの自然毒によるもの、砒素やメタノールカドミウムなど化学物質によるもの、サルモネラ菌ボツリヌス菌など細菌によるもの、ノロウイルスアデノウイルスなどウイルスによるものがあります。
発症者の6割は細菌、3割はウイルスによるものです。

衛生面の飛躍的な向上にもかかわらず、発症者の数が減少していない背景には、暖房の普及と冷蔵冷凍機器への過信(一部の細菌はマイナス5℃でも増殖し、マイナス10℃でも死滅しない)および、衛生に関する認識の不徹底が指摘されています。

≪急増するノロウイルスによる食中毒≫

2005年度の厚生労働省の調査では、食中毒の原因物質の第1位は、32%を占めたノロウイルスでした。
ノロウイルス感染は、70%以上が冬に起こり、生や過熱不十分な二枚貝を感染経路とします。
感染していた調理作業者が作った食物で発症したケースもあります(二次汚染)。

次に多いのが鶏肉や食肉を通じて感染するサルモネラ菌(14%)です。
さらにカンピロバクター(13%)は、鶏肉や飲料水から感染します。

予防方法としては、消費期限を守って飲食すること、調理器具や食器、容器を清潔にすること、トイレや外出、掃除後、調理前に必ず手を洗うこと、食品を放置しないことなどです。

◆ 意外と知らないかびの毒 ◆

現在、かび毒として知られているものには約300種があります。
日本の農産物は発がん性のかび毒であるアフラトキシンに汚染されている可能性はほとんどありませが、亜熱帯、熱帯地方に多く存在するため、輸入農産物が汚染されている可能性があります。

ピーナッツなどのナッツ類を食べるときには、カビが生えているもの、虫食いのもの、苦いもの、未熟なものは食べないようにしたほうが安全です。

≪食中毒を起こす原因≫

● 細菌性中毒(細菌の感染によるもの)
・ 感染型……サルモネラ菌腸炎ビブリオ大腸菌カンピロバクターウェルシュ菌
・ 毒素型……ボツリヌス菌黄色ブドウ球菌セレウス菌

● ウイルス性食中毒(ウイルスの感染によるもの)
ノロウイルスアデノウイルスロタウイルス

● 自然毒食中毒(動植物などがもつ毒によるもの)
・ 動物性自然毒……フグ毒、貝毒
・ 植物性自然毒……キノコ、カビ

● 化学物質食中毒(化学物質が食品に混在して起こるもの)
・ 砒素、カドミウム

● その他の食中毒
寄生虫による……アニサキス、旋尾線虫
・ アレルギー様食中毒……魚肉に含まれるヒスタミン

『通常、食中毒の原因となる細菌は、感染力が弱く、経口摂取しない限り感染はしません。しかしO-157の毒素は強力で、動物との接触で感染した例も報告されています。』
「体をまもるしくみ辞典 より」

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≪ビタミンB12の働き≫

(1)核酸たんぱく質の生合成
ビタミンB12は、生体で最重要とされる核酸たんぱく質の生合成を司っています。
新しい核酸、たんぱくが生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わり、ビタミンB12の「修理工」的機能が発現します。
その結果が時には若返りにもつながることとなります。

(2)補酵素としての機能
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い流すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。

(3)神経の修理・再生
ビタミンB12は切断された神経繊維の再結合と機能回復、神経興奮の伝わり方(興奮電動速度)の増大、破壊された神経組織の周辺での幼若神経の新生など、”修理工”としての効果を持っています。

(4)免疫調整
生体内に異物が侵入し、これが生体の防御システムによって異物として認識されると、それを抗原とする抗体が生産されます。
この抗体は蛋白質ですので、ここでまた蛋白質の生体内合成系の問題が登場します。酵素蛋白の生合成にビタミンB12が関与しますので、”当然”免疫抗体の形成という名の蛋白合成にも同様な関与が推定されます。
ビタミンB12は、蛋白質核酸の生合成を推進しますので、免疫学的な効果、たとえば抗体(蛋白質)産生が強化されても不思議ではありません。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html