効果を高めるジョギング方法:踵から着地する

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効果を高めるジョギング方法:踵から着地する

前頭極を鍛えるには、どのようなエクササイズが有効なのかを考えてみましょう。

それには、まず人間の歩き方と他の動物との歩き方の違いを考えなければなりません。
最も違う点は、上肢を使わないで立って直立二足歩行をするということですが、それに付随して足の動かし方にも大きな違いがあります。
四脚の他の動物、例えば犬やネコなどは肉球部分、つまりつま先だけを地面につけて歩きます。

それに対して人間は、踵をつけてからつま先で地面を蹴るようにして歩いています。
これは、上肢を使わずに立つ二足歩行は不安定になりやすいので、足の裏全体をつけてしっかりと歩けるように進化したためです。
人間のふくらはぎには骨の前方に前脛骨筋、後ろに下腿三頭筋がありますが、踵をつけて歩くときにはこの両方の筋肉が同時に収縮します。
この同時に収縮するということが、他の動物には見られない人間独特の動かし方で、このような筋肉の動かし方をすることが、人間独特の歩き方と言えるわけです。

二足歩行をすることで人間の脳はこれだけ大きくなったわけですから、人間の特徴である、この2つの筋肉を同時に収縮させていることを意識して歩くことが、脳を鍛えるために大切なのです。

ですから、歩くとき、ジョギングするときは踵をしっかりと地面につけ、下腿三頭筋と前脛骨筋が同時に収縮していることを意識して歩きましょう。
そう考えると、階段の上り下りはどうでしょう。
階段はだいたい幅が狭くて低いから、踵をつけずつま先で歩いています。
同じ歩くというエクササイズでも階段の上り下りは、脳にとって有益ではないことが分かります。
その上、不安定でつまづきやすい危険も発生します。
同じ傾斜を使ってエクササイズするのであれば、坂道の上り下りをしたほうがいいというわけです。

また、緩急をつけるザトペック走法を取り入れるのも、効果的に脳を鍛えるいい方法です。
体調に合わせて「普通」→「速く」を繰り返してもいいし、「普通」→「遅く」でもかまいません。
ただ、疲れてきてペースが落ちるのは意味がありません。
疲れてきたなと思ったら、意識的にペースを落として息が整うのを待ち、またペースを戻すようにすれば、それは頭を使ったザトペック走法になるのです。

※マラソンの訓練で、インターバル訓練という練習法があります。
これは速く走った後にゆっくり走るなど、緩急をつけて走る練習法ですが、この訓練をすると短時間で体力が増すことが、最近の研究で分かってきました。この練習法を取り入れてヘルシンキオリンピックの長距離やマラソンで優勝した、チェコスロバキア人のザトペック選手にちなんで、ザトペック走法とも呼ばれています。

ちょっと休憩をとるときも、足を止めずにその場で足踏みを続けていれば、最大酸素摂取量を増やすことにつながります。

ジョギングで息が上がるとつらくてやめたくなりますが、そのときに「今、最大酸素摂取量が増えて、前頭極が鍛えられている!」と思うと、そのつらさがうれしさに変わってくるかもしれません。
走り終わったらチョコレートやビールなど、自分にご褒美を上げるのもいいでしょう。

※最大酸素量は、酸素摂取量の最大値で、簡単にいうと持久力の強さを表します。ジョギングなどで心肺機能が鍛えられ、最大酸素摂取量が増えると、前頭極がよく働くようになるというデータを、2004年に発表。
「衰えない脳は14日でつくれる より」

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脳や神経が働くときは、神経線維同士の間を情報伝達物質というものが行き来します。
2本の神経線維で1単位となるその部分は「シナプス」と呼ばれます。
シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。

ところが、年齢とともに、あるいは認知症などの病気によって、シナプスはこわれていきます。
ビタミンB12には、そのこわれたシナプスを修復する作用があるのです。

ビタミンB12は、体内のすべてのたんぱく質を修復する働きを持っています。
とりわけ、脳や神経の修復には、ビタミンB12が不可欠なのです。

ビタミンB12とは…?

ビタミンB12の研究初期は、ビタミンB12といえば悪性貧血、悪性貧血といえばビタミンB12といわれました。
しかし、現在のビタミンB12は、神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調 ―手足の痺れ・麻痺・痛みなど― はもちろん、中枢神経 ―脳・脊髄― の機能低下にも有効であることが明らかになっています。

近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。

長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。

ビタミンB12は腸で吸収されます。
しかし、その前に胃の内因子と結合することで吸収される状態を作っているため、胃を切除している人などの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために大量のビタミンB12を補給する必要があります。
胃の粘膜が萎縮している人や、胃の働きが弱い人も同様です。

ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html