バランスのよい食事を摂る

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バランスのよい食事を摂る

基本的な栄養素はたんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルです。
この5つの栄養素を、摂取カロリー内でバランスよく摂らなければなりません。
バランスとは、特定の食品に偏らないということです。
この栄養素の中でも、エネルギー源になるのは糖質・たんぱく質・脂質の3種類で、それぞれ1gが体内で燃焼すると、4、9、4キロカロリーの熱になります。
しかし、どれも必要以上の量を摂取したら、皮下脂肪になってしまいます。
ですから、どの食材にどれくらいの栄養素が含まれているのかを知らなければならないわけです。

それを調べるのに便利なのが、「栄養成分表」です(『五訂増補 日本食品標準成分表』文部科学省科学技術学術審議会資源調査分科会)。
大きな書店には置いてあるところもありますので、一度パラパラとめくってみてください。
いちいち成分を調べるのは面倒な作業ですが、これも学習の一環です。
毎食、調べる必要はありませんから、時間のあるときに自分のよく食べる好きなメニューのカロリーや成分を見ていくようにしましょう。

また、女子栄養大学がすすめている、80キロカロリーを1単位としてバランスよく食べる「四群点数法」(『五訂増補 食品80キロカロリー成分表』女子栄養大学出版部、2007年)も有効です。
この表は、どの食材をどれくらい食べたら1単位になるかを表しています。
また、食べた品数に80をかけるだけで摂取カロリーが計算できますから、どの食品を何単位食べたら自分の摂るべきカロリー値になるかを、簡単に調べることができるのです。
しかも栄養素別に食材が書いてありますから、足りない部分の食材を足すことによって、バランスよく食べることができるのです。

身体が健康でなければ脳もいい状態に保つことはできません。
だからこそ、自分の身体の状態に合わせて、何をどれくらい食べるかを、自分で決めなければならない、ということです。
脳を使うことは鍛えることにもつながりますから、習慣化できるように少しずつ学習していってもらえばいいと思います。

『前頭極は、人間だけに与えられた特権ともいえる脳の領域です。前頭極の働きは非常に高度かつ高級なもので、「人間らしい行動」、つまり創造する、考える、人と話をする、手を使うなどの行動は、すべてこの前頭極でなければなしえません。』
「衰えない脳は14日でつくれる より」

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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12とは…?

ビタミンB12の研究初期は、ビタミンB12といえば悪性貧血、悪性貧血といえばビタミンB12といわれました。
しかし、現在のビタミンB12は、神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調 ―手足の痺れ・麻痺・痛みなど― はもちろん、中枢神経 ―脳・脊髄― の機能低下にも有効であることが明らかになっています。

近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。

長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。

ビタミンB12は腸で吸収されます。
しかし、その前に胃の内因子と結合することで吸収される状態を作っているため、胃を切除している人などの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために大量のビタミンB12を補給する必要があります。
胃の粘膜が萎縮している人や、胃の働きが弱い人も同様です。

ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
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子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
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