生きるチカラ!体の栄養・心の栄養

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生きるチカラ!体の栄養・心の栄養

楽しい食事で十分な栄養分が毎日補給され続けなければ、体も心も、やがては壊れたり、燃えつきて生きる意欲を失ったりしてしまいます。

◆ 健康も病気も毎日の食事の積み重ねで決まる

人間が心身ともに健康に生きていくためには、1日3度の食事を楽しみながら、必要なすべての栄養素を過不足なく充足することが必要です。
この食事の積み重ねが正しければ生活習慣病の予防や改善に役立ちますが、間違っていると生活習慣病の原因となってしまいます。

日本人の平均寿命は男性が78歳、女性が85歳(05年、厚生労働省)となりました。
しかし、生活習慣病など健康障害を抱えていたり、介護が必要な人も少なくありません。
実際、健康に長生きしている人の目安を表す健康寿命では男性が72歳、女性が77歳(03年、WHO)で、平均寿命との差は男性で6年、女性で8年もあります。

◆ 選ぶ力、組み合わせる力を身につければ安心

必要な栄養素を過不足なく満たすのは非常に高度な生活技術ですが、人間は食品を組み合わせて満たすという知恵を身につけました。
食品を適切に組み合わせるには、身の回りにある多種多様な食品から適切に選ぶことが大前提となります。
理にかなった食事をするためには栄養素や食品、調理、料理などについて、基礎知識を身につけておく必要があります。

食品の中にどんな優れた栄養成分があっても、それがそのまま体内で有効に働くわけではありません。
食品に含まれる栄養素が食事を通して消化、吸収され、体内において分解、合成され、初めて有効な働きをします。

≪横須賀カレーは、明治時代に国民病と恐れられたビタミンB1欠乏症対策≫

明治の半ば過ぎ、日本中に国民病と恐れられた脚気が大流行、日本帝国海軍でもバタバタと水平が死んでいきました。
原因が栄養欠乏であることがわかり(精白米の普及によるビタミンB1欠乏だとわかったのはずっとあと)、帝国海軍は、栄養バランスがよくて調理も簡単な献立にと、イギリス海軍の軍隊食として定着していたカレーに目をつけました。
最初はカレーをパンにつけて食べましたが人気は今ひとつ。
小麦粉でとろみをつけ、ごはんにかけると人気が出てきたというのが、横須賀海軍カレーのルーツだそうです。
「あたらしい栄養学 より」

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筋肉が動くように脳から指令を伝える神経が、正常に働くためには、いくつものビタミンB群の仲間が必要です。
筋肉や神経を動かすエネルギーをつくるのがB1、神経伝達物質の生成にはたらくのがB6、そしてB12の役目は、神経細胞内の核酸たんぱく質などを合成したり、修復することにあります。
どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてはくれません。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると神経過敏などの症状が起こりやすくなります。 

ビタミンB12は、胃の内因子(胃から分泌されるたんぱく質の一種)と結びつくことにより吸収されますが、胃を切除している人などの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために 大量のビタミンB12を補給する必要があります。
高齢者で吸収が悪くなっている人も同様です。
ビタミンB12は動物性食品にしか含まれていないので、菜食主義の人も欠乏症が心配です。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳・創造力・学力向上のためのビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html