度忘れは心配しなくていい

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度忘れは心配しなくていい

40歳以降は徐々に脳細胞は死んでいきます。
脳を老いないようにするには、40歳以降10年で平均5%ずつ減っていく速度をできるだけ遅くすることです。
今の科学では、残念ながら脳細胞を若返らせることはできません。

もう一つは、脳の神経細胞同士のつながり方をよくすることです。
神経細胞の情報はシナプスを通して流れているので、そのシナプスのつながりをよくすることです。
それによって神経細胞は活性化します。
脳をよく使うということです。

年をとるにしたがって、培われる能力と徐々に失われていく能力があります。
失われていく能力といって、すぐに思い浮かぶのは記憶でしょう。
40代後半くらいから自覚するようになると思いますが、何かを覚えようとしても、なかなか覚えられなくなるし、すぐに忘れてしまったりします。

ただし、度忘れといって、人の名前やものの名前がどうしても出てこないといったことがありますが、これは、脳の老化とは関係ありません。
子どもでも若い人でも度忘れはあるのです。
ただ、年をとればとるほど知識や経験を積み重ねていますし、たくさんの記憶が蓄えられているので、そこから必要な情報を呼び出すのに時間がかかったり、なかなか出てこなかったりすることがあるのです。

そのときに思い出せなくても、記憶自体は脳の中のどこかに保存されています。
度忘れとは、それが必要なときに出てこないことです。
人がその名前をいってくれれば、「ああろ、そうそう」とわかるのですから、記憶自体が消えているわけではありません。

ですから、度忘れを心配することはありません。
自分が「もう年だ」などと思うから、よけい度忘れが目立つように感じるのです。

同じように思い出せないことでも、記憶にきちんと定着していないことは、なかなか思い出せません。
覚えたつもりでもうろ覚えで、記憶自体があいまいなのです。

また、無意識におこなっていることも、思い出せないことがあります。
たとえば外出したときに、カギをかけたかどうかが心配になって、一度家に引き返したことはありませんか。
習慣的にやっていることなどは、いちいち意識せずおこなっているものです。
ですから、そのことをしたかどうかがきちんと記憶に定着していないのです。
たいていは、きちんとカギをかけているものです。

そんなことも年のせいだと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
確認するくせをつけておけば、意識するので、記憶に定着します。
「いつまでも『老いない脳』をつくる10の生活習慣 より」

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脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成、核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。

このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。

高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。

栄養をニューロンに補給するのに役立つグリア細胞というのがあります。
アインシュタインの脳には、ニューロン1本あたりのグリア細胞が多かったという報告もあります。

ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
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