前頭前野の働きを活発にするには?

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前頭前野の働きを活発にするには?

前頭前野の働きをよくするにはどうしたらいいのでしょうか。
たしかに、人間の脳を人間らしくしているのは、前頭前野だというようなことで、いまこの部分は非常に注目されています。
大まかにいえば、前頭前野前頭葉の中で運動野を除いた部分です。
この前頭葉前頭前野が大切なことは確かですが、それでは脳のその部分だけが重要かといえば、そうはいえません。

たとえば呼吸を司っている部分もありますし、脳からのいろいろな指令が集まる視床下部という部分もあります。
考えているときに小脳が動かないかといえば、これも動いています。
ですから小脳も大切です。

脳は機能が分担されている面がありますが、何かをしているときには、いろいろな部分が動いているわけです。
ですから前頭前野、あるいは前頭葉だけでなく、脳全体が関係しているのです。

よく、計算をしているときには、脳のこの部分だけが赤くなって血流が盛んになっているから、この部分が担っているということがいわれます。
たしかにその部分の働きが活発になっているのですが、それだけでなく、いまの測定技術では、目に見えないので動いていないように思える部分であっても、ほんのわずかでも働いていて、そこが指令しているかもしれないのです。
いまの段階では、それはわからないのです。

ですから、脳のつながりをよくする、シナプスのつながりをよくするためには、脳のどこも大事だということになります。
脳の一部、たとえば海馬の細胞が極端に死んでいけば、認知症になってしまいます。

ですから、脳細胞を健康に保つことが大事だということになります。
つまりは、最大酸素摂取量を維持し、血流をよくするといったことが前提になるわけです。

※体を動かしたり、運動したり、それを続けるときに必要な力で、筋力、瞬発力、平衡性、敏捷性、柔軟性、筋持続力、全身持久力などを「行動体力」といいます。私たちが普通「体力」と呼んでいるのは、どちらかといえば、この「行動体力」です。「行動体力」の基礎は「全身持久力」です。「スタミナのある人」などといわれますが、これは持久力がある人のことで、最近では、全身持久力が高いことが私たちの生命を維持する上ではとても重要なことだと考えられるようになっています。
この全身持久力を支えている基本が「最大酸素摂取量」です。
たとえば、日常生活で、通勤・通学で、電車やバスで長い間立っていたり、歩いたり、階段を上り下りします。そのような日常の活動で、疲れを感じずに、持ちこたえる力が全身持久力です。
「いつまでも『老いない脳』をつくる10の生活習慣 より」

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脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成、核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。

このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。

高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。

栄養をニューロンに補給するのに役立つグリア細胞というのがあります。
アインシュタインの脳には、ニューロン1本あたりのグリア細胞が多かったという報告もあります。

ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
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