体力を維持することが脳にもいい理由

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体力を維持することが脳にもいい理由

頭は体の一部であることはいうまでもありません。
脳の働きといっても、体の働きと連動しているのですから、体が悪くなって、脳だけ健康というわけには行きません。
体が健康でなければ、脳の働きも落ちていくというのは、常識でも想像がつきます。

脳をなるべく老化させないためには、体力がいかに大切かということを中心にしてお話しすることにしましょう。

ひと口に体力といっても、いろいろあります。
体力というと、何を思い浮かべますか。
すぐに筋力を思い浮かべる人もいるでしょうし、「体力は持久力」と思う人もいるでしょう。
また、最近は「免疫力」ということが話題になっているので、体力=免疫力ではないか、と思う人もいるでしょう。

一つは、「行動体力」といいますが、体を動かしたり、運動したり、それを続けるときに必要な力で、筋力、瞬発力、平衡性、敏捷性、柔軟性、筋持続力、全身持久力などです。
私たちが普通「体力」と呼んでいるのは、どちらかといえば、この「行動体力」のほうです。

もうひとつは、「防衛体力」です。
免疫力、生理・心理的変化に対する抵抗力などです。
病気やストレスなど、外部からの様々な刺激に対する抵抗力や免疫など、体を守り生命を維持していくための能力が「防衛体力」ということです。
「行動体力」の基礎は「全身持久力」です。
「スタミナのある人」などといわれますが、これは持久力がある人のことで、最近では、全身持久力が高いことが私たちの生命を維持する上ではとても重要なことだと考えられるようになっています。

この全身持久力を支えている基本が「最大酸素摂取量」です。

たとえば、日常生活で、通勤・通学で、電車やバスで長い間立っていたり、歩いたり、階段を上り下りしたりします。
そのような日常の活動で、疲れを感じずに、もちこたえる力が全身持久力です。

ですから、この全身持久力を広くとらえると、寿命につながるわけです。

さらにいえば、「行動体力」と「防衛体力」は、それぞれ別のものではなく、かかわりがあります。
「全身持久力」が高ければ、呼吸循環系の機能も高く、さらには内分泌系の機能もずくれているので、免疫力などの防衛体力も高いことになります。

ですから、まず大事なのが全身持久力を支える「最大酸素摂取量」です。

もうひとつ「行動体力」を支える大事なものが「筋力」です。
日常の行動も、筋力が弱くなったら、目に見えて落ちてきます。

ところが、この最大酸素摂取量と筋力は、放っておけば、年齢とともにどんどん下がっていきます。

そして、最大酸素摂取量が下がるということは、体を維持する全身持久力が落ちるだけでなく、能力も下がることになります。
脳は糖分と酸素を必要としていて、それで活動しています。
脳に酸素の供給量が減れば、脳の活動も鈍ります。
当然、脳のパワーも下がることになります。

年をとっても体力をできるだけ維持することが、体も脳も老化させないために必要なことなのです。
「いつまでも『老いない脳』をつくる10の生活習慣 より」

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脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成、核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。

このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。

高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。

栄養をニューロンに補給するのに役立つグリア細胞というのがあります。
アインシュタインの脳には、ニューロン1本あたりのグリア細胞が多かったという報告もあります。

ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html