健康を気にしている人は、会社などの定期健康診断だけでなく、人間ドックでの検診も行っています。
しかし、人間ドックは、循環器、呼吸器、採血・採尿検査が中心であり、中高年から必要になる脳については調べていません。
脳ドックは、このように人間ドックでは除外されている脳のために行う検査です。
でも脳ドックを行えば、認知症が簡単に発見できるという誤った認識もあります。
そこで実際の脳ドックがどのように行われるか検証してみましょう。
一般的に脳ドックは、まずこれまでの病歴や家族や家系的に脳卒中患者がいるかどうか、生活習慣などを問診され、血圧や体重などの測定、痴呆などの脳機能検査も行います。
次に血液、尿を採取して検査。
心電図をとります。
そして、MRI(磁気共鳴断層撮影)で脳の輪切り像を写し、MRA(磁気共鳴血管撮影)を使用して脳血管や頸部の血管の血流を写し出し、脳を多角的に検査します。
脳ドックの多くは、半日から1日で終わります。
1部に1泊2日もあるようです。
また比較的安い簡易脳ドックを実施している病院もあります。
脳ドックで見つかる主な病気は、脳動脈硬化、脳卒中(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血)、脳動脈瘤、脳腫瘍などです。
脳の病気で気を付けなければならないのは、無症候性脳梗塞など自覚症状があまり出てこないものもあります。
そういうことからも、脳の健康のためには脳ドックを定期的に行うことが必要だと思います。
脳卒中は認知症を引き起こす原因にもなりますから、早期発見することは認知症の予防にも結びつきます。
しかし、認知症の一番の原因であるアルツハイマー病を脳ドックで発見するのは、かなり症状が進み、画像ではっきり確認ができてからです。
もちろん、そういう状態になると大変です。
ですから、もし認知症で気になることがあったら、なるべく早くもの忘れ外来を訪れてください。
脳ドックの検査が終わったら、検査結果をおしえてもらえます。
普段から偏頭痛があったり高血圧の人は、結果が出るまで受験発表を待つような気分になるかもしれません。
しかし万が一、動脈瘤が見つかったら手術をしておけば、大きな出血を前もって防ぐことができます。
また、動脈硬化や血栓が見つかったら医師と相談して、生活習慣から改善していくことが必要です。
脳腫瘍の場合には、良性と悪性とがあります。
両性は手術でほとんど治療できます、悪性の場合も早期発見することで摘出する範囲は小さくなりますので、後遺症も少なくなります。
そして、幸いに何の症状も病変もなかった人は、本当によかったと思います。
この状態を維持していくためにも、脳卒中を予防していく生活習慣が重要になってきます。
いわゆる生活習慣の予防と共通するところがありますが、過度の飲酒、喫煙、運動不足、肥満を防ぐことが大切です。
そして、高カロリー、高脂肪、高塩分など食生活の偏りにも注意してください。
「もの忘れは怖くない！ 健康脳になる より」
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かつて脳細胞は減少するだけで増殖することが無いといわれていましたが、ビタミンＢ12によって脳細胞や脳神経の再生・修復が行なわれることが報告されています。
ビタミンＢ12は、「脳のビタミン」「神経のビタミン」と呼ばれ、脳神経の働きに深くかかわることが知られています。
最近では、大量のビタミンＢ12を摂取することで脳血管や脳神経の再生・修復にたいへん効果的なことがわかってきました。
ちなみに、ビタミンＢ12を大量に摂っても、副作用などはないことが確認されています。
それどころか、大量のビタミンＢ12を摂ることで、人体へのさまざまな効用が得られます。
また、効果的に作用するには、ビタミンＢ12単体ではなく他の成分と一緒に摂取することが望ましいのです。
ビタミンＢ12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステインや活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
元京都大学医学部の亀山正邦教授は、健康な老人の脳と比較して、老人性認知症患者の脳では、含まれるビタミンＢ12が4～6分の1に低下していたと報告しています。
老人性認知症とビタミンＢ12との深い関係を示唆する研究結果といえます。
超高齢社会を目前にしたいま、元気でイキイキと年を重ねるために、ビタミンＢ12に注目していただきたいと思います。
ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html
