右脳と左脳ではどのような違いがあるのか

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右脳と左脳ではどのような違いがあるのか

大脳は真ん中から左右ふたつに右脳、左脳に分かれていて、真ん中がつながっています。
バスケットボールをひもで縛ったようになっているのです。

右脳は音楽・イメージ力、左脳は言語、計算、論理思考というように、脳の働きが機能分担をしています。
普段使っていない右脳を鍛えようというブームは、ずっと続いてきました。

ヒトの臓器は一対になっているものが多く、上からいくと目、耳、肺、腎臓は左右で機能は同じです。
そして、感覚器としては、目と耳は、左右の違い、奥行き、立体的な感覚を認識するために2つあることにとても重要な意味があります。

また、肺や腎臓は代償機能といってどちらかひとつだけになっても、もう一方か機能を維持するため働くという特徴があります。
ところが、脳は左右ありますが、臓器の左右とは意味が違っています。

左右に脳は分かれているように見えますが、完全分離しているのではありません。
左右の脳は脳梁というところで機能的につながっています。

脳は右脳、左脳で一対になっているのではなく、左右の脳で機能が全く違う働きをします。

左脳は言葉や数字の記憶、それに伴う情報処理を行い、論理的思考をしています。
大学などの学力テストでは、左脳の機能を見ていることになるのです。

一般に言われている「頭がよい」ということは、今の受験テストの方式から考えると、左脳が優れているということです。

そうはいっても、実際の社会で有利なのは左脳人間というわけではありません。
右脳は目に見える形を理解し分析したり、総合的な情報から最終決定するのに必要な判断能力、直感、ひらめきなどに強く関わっています。
ですから、組織の上に立ち大局的な判断力を要求されるような責任ある立場の人は、右脳の能力が重要になります。

右脳の働きは人間的であり、動物的でもあります。
ですから右脳の検査は左脳の学力テストのように簡単にはできません。
このように右脳の機能は検査しにくいため、今までないがしろにされてきたのかもしれません。

ノーベル生理学・医学賞を1981年に受賞したロジャー・W・スペリーは、「人間の脳の右半分と左半分には二人の人間が住んでいるようなもの」だと言っています。

左の脳には「自分」が住んでいて意識することはできますが、右脳はそれを意思表示できないのです。

「左側空間失認」という奇妙な症状があります。
これは脳卒中で右の脳の一部が壊されることによって起こります。
左側にあるものが認識できないのです。

こういう症状のある人が顔の絵を描くと、左側の目や耳を描こうとはしません。
それがお弁当ならば、右側にあるおかずしか目に入らず、ごはんがないと言い出します。

そのほかに「着衣失行」といって、手足はちゃんと動いて運動麻痺はないのに、上着を渡して着てくださいといっても、うまく着ることができないという症状です。
これも右脳に障害があり、動きにくくなったために起こったのです。

右脳は大ざっぱに物事を理解するときに働きます。
つまり、全体的にさっと物事を判断し、理解するのに非常に大切な働きをします。

しかし、瞬間的に大ざっぱに判断するには、多くの情報が必要です。
それには経験が大切な要素になります。
多くの経験を積んだ人の方が、優れた直観力を持つことができます。

「勉強というものは机に向かうだけではない」、と言われるのもそういうことだと思います。
意識できないのが直観力ですから、言語の記憶と違って評価がしにくいのです。

でも、実際の社会において大胆な直観力と大局を把握する力は、重要なものとなります。
右脳だけを使えというのではありませんが、脳の機能を言語的なものだけで評価することはとても危険なことなのです。

左脳の言語や数学的な能力は、仕事そのものによって刺激されますので、仕事で鍛えることができます。
でも右脳は会社の仕事で刺激するには、難しいと思います。
「もの忘れは怖くない! 健康脳になる より」

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かつて脳細胞は減少するだけで増殖することが無いといわれていましたが、ビタミンB12によって脳細胞や脳神経の再生・修復が行なわれることが報告されています。

ビタミンB12は、「脳のビタミン」「神経のビタミン」と呼ばれ、脳神経の働きに深くかかわることが知られています。
最近では、大量のビタミンB12を摂取することで脳血管や脳神経の再生・修復にたいへん効果的なことがわかってきました。
ちなみに、ビタミンB12を大量に摂っても、副作用などはないことが確認されています。
それどころか、大量のビタミンB12を摂ることで、人体へのさまざまな効用が得られます。
また、効果的に作用するには、ビタミンB12単体ではなく他の成分と一緒に摂取することが望ましいのです。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

京都大学医学部の亀山正邦教授は、健康な老人の脳と比較して、老人性認知症患者の脳では、含まれるビタミンB12が4~6分の1に低下していたと報告しています。
老人性認知症とビタミンB12との深い関係を示唆する研究結果といえます。

超高齢社会を目前にしたいま、元気でイキイキと年を重ねるために、ビタミンB12に注目していただきたいと思います。

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脳と神経の修復・再生のビタミンB12
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子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
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