本当に老化が記憶力低下の原因なのか

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本当に老化が記憶力低下の原因なのか

歳を取ると本当に記憶力は低下してくるのでしょうか。
ある研究で高齢者にあるリストを覚えさせたあとで、記憶力を調べました。
すると、リストの初めの項目は覚えていませんが、リストの終わりにあった項目はよく覚えているということがわかりました。

これは親近効果というもので、一般的な脳の性質です。

ただリストの初めの部分をよく覚えている初頭効果というものは、そのテストの結果では低下しているというデータが出ました。

つまり一般的に若年者は、初めと終わりをよく覚えているのですが、高齢者は直近をよく覚えているが、少し前になると覚えていないということになります。

また別のテストでは記憶できる範囲は、若年者とあまり変わらないという研究もありました。

高齢者は名前や連想テストでは、正しく反応しますが、反応に対する時間は長くかかります。
つまり時間さえかければ、正確な記憶が保たれるということなのです。

記憶力の良し悪しは、一般的にある基準に合わせて判断します。
どれくらいの時間で記憶できるかとか、どれくらいの時間、覚えていられるかということです。

でも、この時間という基準を考えなければ、高齢者と若年者の結果は、同じようになります。

私たちは自分の基準でことを決めますが、記憶はそういうものだけで判断してはいけないのです。

高齢者は記憶力が悪いと決めてしまうのも、実は自分たちの都合のよい基準がもとになっていることに気付かなくてはいけません。

高齢者はそのスピードのために、まるで自分が劣っているように思えます。
でも、時間をかければ若年者とあまり脳の機能に変わりないと気が付けば、高齢者も自分の脳の機能に自信が持てます。

芸術家が高齢になってもバリバリと能力を発揮できるのは、自分のペースで仕事ができるからです。
そして芸術作品という完成されたものの世界では、高齢者も若年者も平等に評価されるのです。

高齢者はイメージとして記憶するのが苦手です。
他の研究結果では、高齢者は記憶するべき意味をあまり考えずに、文字や音の刺激で、記憶の処理をしていると考えられています。

それは世間への関心が薄れ、好奇心がなくなっていることも影響しているのかもしれません。

脳の機能はあまり劣っていなくても、本人の自信と周りの評価によって、脳の機能や社会への関心はマイナス方向に作用します。
だからこそ、自分に直接関係のあることが少なくなる、つまり高齢者が関心を持ったり、生きがいを見出せない社会には問題があるのかもしれません。

高齢者はもっと自分に自信を持って、マイペースで仕事や学習をすれば、年齢など意味を持たなくなります。

ですから、好んで始めた趣味や、自分なりの世界を持つことで、能力を十二分に発揮することができるのです。
「もの忘れは怖くない! 健康脳になる より」

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私たちの体をつかさどる司令塔は頭脳です。
一般に、私たちは体の栄養には大変気を使いますが、司令塔である脳の栄養に気を遣ったことかありますか?
脳が十分に活動し、脳に栄養、休息、ゆとりを与えるためには、ビタミンB12がとても重要です。

「人の生涯とともに働き続ける脳細胞のほころび、破れ、故障をビタミンB12で修理再生してこそ、脳が無駄なく働き続ける。
脳をバケツに例えれば、バケツの穴を修理してこそ汲めども尽きぬ、知恵の宝庫が出来上がる。」

ビタミンB12は、生体で最重要とされる核酸たんぱく質の生合成を司っています。
新しい核酸たんぱく質が生まれ、それによって細胞も生まれ変わり、『壊れた組織・細胞』と『新生の組織・細胞』が入れ替わり、ビタミンB12の『修理工』的機能が発現します。
つまり、ビタミンB12により脳の機能低下防止と改善、すなわちここで言う『バケツの穴をふさぐ効果』が行われるのです。

飽食の時代にあって、実は私たちの脳は栄養不足状態です。
脳は大食漢、でも貯蔵はできません。
だから脳にはたえず栄養を与え続けることが理想なのです。

ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
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