≪50歳からでも能力は伸びる≫人間にはふたつの能力がある

イメージ 1

≪50歳からでも能力は伸びる≫人間にはふたつの能力がある

年齢とともに記憶力や計算能力が落ちてくると、ほとんどの中高年は脳の衰えを感じて「そのうちボケてしまうのでは……」と不安を感じます。
しかし、だからといって自分の知的能力が、会社の部下や若い世代よりも劣っているとは思っていないはずです。
事実、仕事をこなしたり、家庭生活を送る中では何の問題もないでしょう。

成人の知能の研究は、第一次世界大戦に新兵を採用するときにアメリカで行われた知能テストがきっかけでした。
多くの兵士の中から将校にふさわしい能力の高い人を知能テストで選ぼうとしたのですが、テスト結果は、知能は20代でピークになり、30代になると下降していき、中年期以降は急速に衰えることを示していました。
戦略を立てたり、部下をまとめるなど、明らかに有能な中高年よりも、さほど有能とは思えない若者の方が高いという結果が出てしまったのです。

この結果を見た研究者は、測定した知能テストそのものに欠陥があることに気づきました。
そして、研究を進めるうちに、脳にはふたつの知能があることがわかってきたのです。

ひとつは「流動知能」と呼ばれ、記憶力や計算力(情報処理の速度)、図形の理解力、直感力などの能力です。
20代にピークになり、それ以降は衰えていきますから、中高年者が小学生にも勝てないこともありえます。

もうひとつの能力は「結晶知能」と呼ばれ、洞察力や判断力、理解力、内省力、コミュニケーション能力、社会的適応力など、深い思考と経験的な知識によって培われていくものです。
脳の成長に伴って高まり、成長の終了とともに発達を終えてしまう流動知能に対して、結晶知能は脳の成長の終了後も学習によって、経験に伴って発達を続ける知能なのです。

しかも、最近の研究では、70歳、80歳、あるいはそれ以上になっても結晶知能が低下しない人がいることもわかってきました。
「ビジネス脳・幸せ脳・健康脳 より」

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成、核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。

このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。

高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。

栄養をニューロンに補給するのに役立つグリア細胞というのがあります。
アインシュタインの脳には、ニューロン1本あたりのグリア細胞が多かったという報告もあります。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html