記憶力をよくするには

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記憶力をよくするには

【脳に悪い習慣ァ修笋蠅燭ないのに、我慢して勉強する】
★記憶力をよくするには

記憶とはそもそも、忘れることが前提になっています。
30代半ばを過ぎると、「アレがアレして……」など、言葉が出てこなくて「アレ」を連発する人が増えてくるようですが、脳が記憶するプロセスをきちんとふまえて取り組めば「アレアレ」が減り、記憶をよりしっかりと残すことも可能になります。

記憶するプロセスをもう一度、確認しておきましょう。

脳では、まずA10神経群で、情報に感情のレッテルがはられ、前頭前野で理解し、自己報酬神経群を介して海馬回・リンビックを包含する「ダイナミック・センターコア」において思考し、記憶が生まれるのです。

このプロセスは脳内では一瞬で起こるものですが、手順を正確にふまなければ、しっかり記憶することはできません。

A10神経群がプラスのレッテルをはった情報や、自己報酬神経群によって「自分にとってうれしい」と判断された情報は、思考する過程に入る段階で、情報が強くインプットされます。
このことから「おもしろくない」「嫌いだ」「役に立たない」と思っていると、記憶するのが難しくなることがわかります。

たとえば、資格試験などの勉強をしていて「こんな知識が実際に役に立つんだろうか」「細かい知識は、試験が終わったら忘れてもいいだろう。必要なときに調べれば足りるのだ」などと思ってしまうことはないでしょうか。

暗記しなくてはならないことが多いときほど、「試験に出るのだからしかたない」という気持ちにもなりがちです。

しかし、資格試験に出るということは、本来ならば「実際に現場で必要な知識をもっているかどうか」が問われているはずです。
「試験のパス」ではなく、「その資格を使って、よりよい仕事をするのだ」という目的に立ち返れば、おのずと「自分とって必要であり、役に立つから覚える」というスタンスが生まれてくるのです。

自己報酬神経群を働かせるためには、主体性が重要です。
記憶力を高めるには、「人に言われたから」ではなく「自分から」覚えようとしなければならないことはいうまでもありません。

親が子どもにいくら「テストでいい点を取りなさい」と言っても、本人が「高得点を取ってやろう」と思わなければ、子どもの記憶力は発揮されません。
自分から「覚えてやるぞ」と思うことが、学習記憶を機能させるのです。

好きなこと、感動したこと、主体的に取り組んだこと、心を込めたことは、記憶に深く残せます。
一方、「我慢して勉強している」という状態では、どんなにがんばっても、脳がもっている記憶力は働かないのです。

「記憶力が悪い」という方は、記憶のプロセスのスタート地点に立ち返ってみる必要があります。

興味をもち、好きになり、おもしろいと思って取り組んでいますか?

また、学習記憶には体験記憶が伴います。
つまり、「どんな体験で記憶したか」が記憶の強さを左右するということです。
好きな上司に教えられた、美人の先生に言われた、友達と一緒に感動したといった体験が、学習記憶を強くするのです。

こうした観点から、勉強する際に環境にこだわることはとても大切であるといえます。
記憶力を上げたいなら、我慢は禁物なのです。

※【A10神経群】
人間の目や耳から入った情報は、神経を通って視覚中枢や聴覚中枢に届き、そこからさまざまな脳内の神経細胞とその情報を伝える多くの神経回路を経由します。
短期記憶をつかさどる「海馬回」、危機感をつかさどる「扁桃核」、好き嫌いや興味・関心をつかさどる「側坐核」、言語や表情、感動をつかさどる「尾上核」、意欲や自律神経をつかさどる「視床下部」、匂いに対する反応にかかわる「嗅結節」など、これらの神経群のことを総称し、「A10神経群」と呼びます。
ここで生まれるのが「感情」です。
脳では情報に対して最初に「好きだ」「嫌いだ」といった気持ちが発生するわけです。
A10神経群」は、いわば感情をつくる中枢で、「A10神経群」が壊れてしまうと「気持ち」を生むことができなくなってしまいます。
情報に対する感情がなくなり、笑顔もつくれません。

※【自己報酬神経群】
自己報酬神経群は、情報が考えるしくみに向かっていくときの「通路」であり、その名前のとおり「自分自身に対する報酬=ごほうび」を与えられることによって機能する神経細胞群です。
人間の脳のなかには、情報の流れにおいて、自分へのごほうびをモチベーションとして機能する部位があるのです。
そして脳内の情報の流れからわかるように、自己報酬神経群が働かなければ、脳は思考力を十分に発揮できず、考えや心、記憶も生まれにくくなってしまいます。
「ごほうびが得られそうだ、得るためにがんばろう」と脳がとらえるからこそ、それがモチベーションとなり、その後の思考力や記憶力が存分に発揮されるということです。
つまり、自分から「ごほうびを得るためにがんばろう」という主体性が伴わなければ、自己報酬神経群は働かないのです。
脳にとっての、ごほうびは利己的な損得の判断よりもっと広く、奥深いものです。
簡単に説明すると「うれしいと感じること」ということになるかもしれません。
これは、自分に役立つことだけでなく、目的や目標を成し遂げたり、人の役に立ったりすることが脳への報酬となることを意味しています。

※【ダイナミック・センターコア】
「ダイナミック・センターコア」とは、「思考」を生む脳の機能の集まりです。
脳のなかでは「ダイナミック・センターコア」の複合的な機能によって情報が「思考」にもち込まれ、「考え」や「心」や「信念」といった形のないものが生み出されます。
好き嫌いなどの感情を伴った情報が「ダイナミック・センターコア」に達し、「思考」されることによって初めて「心」が生まれる、ということです。
つまり、人間の「心」とは、思考することを介してのみつくられる、高次元なものなのです。
そして、この「心」を生む脳のしくみは、脳神経細胞A10神経群、自己報酬神経群や「ダイナミック・センターコア」の働きを高めることが、「よい心」をつくるということを示唆しています。
「ダイナミック・センターコア」には、感情を含んださまざまな情報が流れ込み、留まり、そしてくり返し回路を流れることによって、信念や心、考えが生まれていると考えられます。
「脳に悪い7つの習慣 より」

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ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。

また、ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html