病気の始まりはストレスに関係している

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病気の始まりはストレスに関係している

病気の発生学の進歩によって、私たちを苦しめる原因の多くがストレスにあることがわかってきました。

しかし、ひとくちに「ストレス」といっても、その実体はさまざまです。

対人関係や仕事にプレッシャーといった「精神的ストレス」もあれば、肉体疲労や睡眠不足、痛みなどの「身体的ストレス」もあります。

人間の体は、つねにベストの状態を保つように、さまざまな機能が働いています。
ストレスが加わったときも、体はもとのよい状態に戻すよう、さまざまな反応をします。
それがストレス反応です。

たとえば、寒いときに体がブルブル震えたり、暑いときに汗が出たりするのも、ストレス反応の一つです。
ほかにも、プレッシャーを感じて胸がドキドキしたり、緊張してのどが渇いたり、恐怖を感じて鳥肌が立ったりするのもストレス反応です。
嫌なことがあると、イライラしたり、寝つきが悪くなったり、食欲がなくなったり、逆に無性にものが食べたくなったりしますが、これもストレス反応の一つです。

私たちの体で最初にストレスを認識するのは「脳」です。

精神的ストレスはもちろん、身体的ストレスも、全身に張りめぐらされた神経を通じてその「情報」が脳に行きます。
そして、脳の「視床下部」というところで「ストレス」と認識されます。

視床下部の働きはたくさんあります。
ストレスを認識するほかにも、体温調節や脳下垂体ホルモンの調節、さらには摂食行動や飲水行動、睡眠といった本能行動や、怒りや不安などの情報行動も司っています。
先のような、さまざまなストレス反応が起きるのも、そうした行動を司っている視床下部とストレスが深くかかわっているからなのです。

私たちは日々の生活の中でさまざまなストレスを感じながら生きています。

体はそうしたストレスに反応しながら、肉体的にも精神的にもつねによい状態を保とうと、日々ベストを尽くしているのです。
私たちが健康でいられるのは、そうした体の頑張りのおかげなのです。

でも、そうした体の頑張りにも限界はあります。

ストレス状態が長期間続くと、体はストレスに対応しきれなくなり、バランスを崩し、よい状態を保てなくなります。
それが「病気」の始まりです。

こうした病気発生のメカニズムに大きく関わっているのが、「自律神経のバランス」と「ホルモンのバランス」です。

人間はストレス状態が長く続くと、自律神経のバランスや、ホルモンのバランスを崩してしまいます。

このバランスの崩れが多くの病気の元気となっているのです。

では、そもそも、なぜストレス状態が続くと、自律神経と内分泌のバランスが崩れてしまうのでしょうか。

まず私たちの体がストレスを感じたとき、いったいどのように対処しているのかを知っていただくことが必要です。
「体温を上げると健康になる より」

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第二次世界大戦後、アメリカの月刊誌『リーダーズダイジェスト』に”赤いビタミン(ビタミンB12)が悪性貧血の患者の命を救う特効薬だ”との解説文が掲載されました。
その頃から、ビタミンB12は世界的に研究者の注目を集め、それに関連した研究(その合成法など)には、いくつものノーベル賞が与えられました。
そして、多くの研究者による努力の結果、ビタミンB12は、悪性貧血のみならず、神経系や内分泌系にも効果があることが明らかになったのです。

ビタミンB12によって脳の血流が活発になり、それにより脳の隅々まで栄養が行き届くようになり、死滅していた細胞が再生されるということが言われるようになりました。

食べ物に含まれるビタミンB12は、そのままの形では吸収されません。
胃から分泌された内因子と結合する必要があるのです。
このために胃を切除した人では、ビタミンB12が欠乏して貧血をおこすことがあります。

また、現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれませんが、例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳・創造力・学力向上のためのビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html