脳の機能は何歳からでも向上する

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脳の機能は何歳からでも向上する

ノーベル賞の受賞者の発表があり、ノーベル医学生理学賞は、老化と深く関係するテロメアについて多くの業績を残した、アメリカの科学者が受賞することになりました。

細胞が生まれて、機能が衰えて、そして死んでいく。
地球上に生命が誕生してから延々と繰り返されてきたこの過程――つまり老化についての研究が、最新科学を評価するノーベル賞で認められたのです。
老化とは、最新科学をもってしてもまだまた未知の分野であるということもてきます。

失われてしまった細胞が担っていた機能は、その近くに存在するグリア細胞の働きによって、周辺の神経細胞同士のネットワークであるシナプスを増やすことでカバーされます。
このようにして脳に新たなネットワークができるということは、脳の機能を維持するだけでなく、脳の機能をいままで以上に向上させることすら可能なのです。

神経細胞同士のネットワークの数を増やすことによって、情報が記憶されることから考えれば、私たちはいくつになっても記憶力を増し、認知症を予防することができるといえます。

いままで常識と思われていた、「失われた脳の機能は戻らない」という考え方は、すでに完全に否定され、何歳になっても脳の機能を向上させることが可能であると、科学的に証明されているのです。

テロメア
テロメア説は比較的新しい学説です。
私たちの身体ではつねに細胞分裂が繰り返されています。
しかし、細胞が分裂できる回数にはかぎりがあります。
それを決めているのが、DNAのテロメアと呼ばれる部分です。

テロメアは染色体の先端に伸びている核酸で、染色体を保護する役割をしているのですが、細胞が分裂するたびにこれが短くなるのです。
何度も分裂を繰り返して、テロメアが短くなりすぎると、もう、その細胞は分裂できなくなります。

細胞が分裂して若返ることが、細胞の機能維持には欠かせません。
つまり、年齢を重ねて、細胞の分裂できる回数が減っていき、ついには分裂できなくなることで、細胞の機能が低下し、老化を引き起こす、というのがテロメア説というわけです。
「脳の栄養不足が」老化を早める! より」

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ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。

このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。

高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。

栄養をニューロンに補給するのに役立つグリア細胞というのがあります。
アインシュタインの脳には、ニューロン1本あたりのグリア細胞が多かったという報告もあります。

ビタミンB12で脳の機能低下防止と対策!≫

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12の働き◆
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質をつくる働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流を良くする働き。
ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html