「今日考えたこと」の95%は、昨日も一昨日も考えている

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「今日考えたこと」の95%は、昨日も一昨日も考えている
 
一日に何度悪い考えに襲われることがあるでしょうか。
「私はダメな人間だ」
「夫()に愛されていない」
「私は何て見た目が悪いんだ」
「何てバカなことをしたんだろう」
「もうこの仕事はやっていけない」
 
普通の人ならこうしたことを幾度となく考えます。
しかしこうした悪い考えが頭を駆けめぐっているうちは、幸せは訪れないでしょう。
 
私たちの思考は常に“オン”の状態にあります。
研究によれば、人は一日に六万個の物事を考えていて、その95パーセントは前日も前々日も考えていたことだといいます。
同じレコードを毎日繰り返しかけているようなもの、もしくはipodで同じ曲を連続再生するようなものです。
 
問題なのは、その習慣的な考えの約80パーセントがネガティブなものだということです。
つまりほとんどの人は一日に四万五千回、先の例に挙げたような後ろ向きの考えにとらわれているというのです。
 
世界的精神科医で脳のイメージングの専門家ダニエル・エイメンは、こうした習慣化したマイナス思考を「ANT(自動再生式悲観思考)」と呼んでいます。
ANTが次から次へと押し寄せてくれば、生理的機能にも悪影響が及びます。
 
アメリ国立衛生研究所が脳の血流や活動の様子を測定したところ、ネガティブな考えは、脳の中の憂うつや不安を引き起こす部分を刺激するといいます。
一方で、ポジティブな考えによって脳は穏やかになり、有益な影響が生まれていることがわかりました。
 
脳機能にとって、マイナス思考は毒、プラス思考は良薬であるということでしょう。
「脳にいいことだけをやりなさい! より」
 
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どのビタミンも老化を防止しますが、とくにビタミンB類はもっとも重要なビタミンとされます。
ビタミンB類には、ビタミンB1、B2、B6、B12ナイアシンパントテン酸、そして葉酸などが含まれています。
ビタミンB類は、1つが欠乏しているときには、他のビタミンも欠乏していることが多いようです。
 
食べ物に含まれるビタミンB12は、そのままの形では吸収されません。
胃から分泌された内因子と結合する必要があるのです。
このために胃を切除した人では、ビタミンB12が欠乏して貧血をおこすことがあります。
 
また、現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
 
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
 
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
 
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。
 
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働きます。
また、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
 
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
子供たちの脳・創造力・学力向上のためのビタミンB12