6月16日 和菓子の日★「外郎」をなぜ「ういろう」というのか

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616日 和菓子の日
★「外郎」をなぜ「ういろう」というのか
 
「ういろう」は漢字では「外郎」と書きます。
羊かんに似ていますが、羊かんほど甘くはありません。
ういろうの原料は米粉と氷砂糖で、両者を混ぜ合わせて蒸しあげます。
薄切りにした干し柿を入れたものもあります。
さて、そのういろうですが、どうしてそんな妙な名がついたのでしょう。
 
外郎というのはもともと中国の官職名で、今日の外交官にあたります。
今から五百年前、中国の外郎・陳宗敬なる人物が日本にやってきて、胃痛・頭痛などに効く万能薬をつくりました。
その薬は正しくは「透頂香」といいましたが、外郎がつくったので別名「外郎」とも呼ばれ、のちに京都や小田原でも売り出されました。
歌舞伎十八番の「外郎売り」の口上は、この透頂香=外郎のことです。
ところで、昔お菓子のういろうは黒砂糖を使ったため、その色が薬のういろうとよく似ていました。
そこでそのお菓子を「外郎もち」と呼び、やがてもちを省いて、単に「外郎」というようになりました。
「知識の暦 今日の雑学 より」
 
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≪ビタミンB12で脳の機能低下防止と対策!≫
 
◆ビタミンB12の働き◆
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質をつくる働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流を良くする働き。
ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
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