喜びの習慣をつけましょう!

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喜びの習慣をつけましょう!
 
喜びを感じにくい脳を、喜びの脳に変身させるには、つまり喜びの神経のつながりを強くさせるためには、喜ぶ習慣をつけることが肝要です。
 
子どものころは、努力などしなくても、楽しいことなんて身の回りにいっぱい転がっていました。
それが社会の荒波にもまれるうちに、いつしか「心から好きなこと」をやらなくなり、それを忘れてしまい、喜びの脳神経を閉鎖したままで日々を過ごしているのです。
 
しかし、そんなときこそ、喜びの脳細胞再活性化しようと意識することです。
そして意識して、喜びを感じる努力をするべきなのです。
 
ここで、脳と心は、テレビとそこに映し出される映像の関係だと想像してみてください。
テレビのブラウン管には、お笑い番組が映っていたり、悲しいドラマが映っていたり、勇気を与えるドキュメントが映っていたり、心地よい景色が映っていたり……といろいろあるでしょう。
 
しかし、映し出される映像はいろいろでも、デレビという機械の内部構造や配線は同じです。
楽しい番組を見ようと思えば、楽しい番組をやっているテレビ局にチャンネルを合わせます。
その意味では、脳と心の関係とよくにています。
 
しかし、脳がテレビと違うのは、脳の配線を変えることができる点です。
つまり、心が楽しくて、おもしろくて、嬉しくなるような番組を映し出すチャンネルへとつながる回線を、意識して強力にすることができるのです。
 
だからまず笑ってみましょう。
そして、ささやかなことで結構ですが、ふだん気づかなかった身の回りのちょっとした変化や異変に気づいてみましょう。
何か小さな発見をしてみましょう。
そしてその異変や発見の意味を考えてみて、分析・理解してみて、大いに驚いてみましょう。
 
そして、身近にもおもしろいことはいっぱいあるんだなあと感心してみましょう。
「ふだんは、なにげなく見ていて、ほとんど気がつかなかったけれど、この看板は、なかなか凝ったつくりだなあ。なるほど、そういう意味がこめられてるんだなあ」
という感じで、気づくところはいっぱいあると思います。
 
まず「喜ぶ心」をとり戻しましょう!
「病気にならない血液と脳をつくる より」
 
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仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることが判っています。

ビタミンB12には、脳の神経線維同士の連結部分である「シナプス」を修復する作用があるのです。

神経路の交差点ともいうべきシナプス形成には栄養成分が必要であり、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12なのです。

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