お彼岸…この日に仏事を営むようになった経緯

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お彼岸…この日に仏事を営むようになった経緯
 
三月の春分の日をはさんで、前後約三日ずつの一週間を「春のお彼岸」といいます。
春分の日は昼夜の長さが同じで太陽が真西に沈むため、仏教で西方遥かかなたにあるといわれる極楽浄土にちなんで、この日に仏事をするようになりました。
 
「彼岸」とは仏教用語で向こう岸という意味で、一切の悩みを捨て去って悟りの境地に達することをいいます。
ちなみに、生死の苦しみに迷う現世が「此岸(しがん)」です。
 
この仏教思想に、日本古来の祖先信仰が合わさって、お彼岸行事が生まれました。
 
この期間中、お寺では彼岸会という法要が行われ、読経・説法などをします。
また、檀家の人たちはお寺で説法を聞いたり、祖先の墓参りをし、団子やぼた餅を作って仏前に供えます。
 
同じく「秋のお彼岸」は、九月の秋分の日をはさんだ前後三日ずつで、春のお彼岸と同様、祖先を供養し、故人をしのんできました。
「日本人のしきたり より」
 
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
ビタミンB12とは…?
 
ビタミンB12の研究初期は、ビタミンB12といえば悪性貧血、悪性貧血といえばビタミンB12といわれました。
しかし、現在のビタミンB12は、神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調 ―手足の痺れ・麻痺・痛みなど― はもちろん、中枢神経 ―脳・脊髄― の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
 
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
 
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。
 
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。
 
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