シイタケは不老長寿の特効薬

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シイタケは不老長寿の特効薬
 
シイタケは、どこのスーパーに行っても並べてあるほど身近なキノコですが、健康に役立つ成分が多く、まさに“不老長寿キノコ”といってよいでしょう。
無病息災、生涯現役のためにも、おおいに活用すべきです。
 
まず、人間の免疫システムを活性化させて、ガンを予防する作用の高いレンチナンという成分が含まれています。
レンチナンには、風邪などの感染症にかかりにくくする効果もあるのです。
また、シイタケには、血液中の余分なコレステロールを体外に排泄して動脈硬化を予防し、血圧を安定させる働きがあるといわれてきましたが、その成分がエリタデニンであることもわかっています。
 
日本人は、古くからシイタケを日光に当てて干すと味がよくなることを知っていましたが、その成分こそ旨みの素であるグアニル酸グルタミン酸などです。
 
またシイタケにはエルゴステリンという栄養素も多量に含まれていて、太陽の紫外線に当てるとビタミンDに変化し、小腸でのカルシウムの吸収率を10倍にも20倍にも高めてくれるのです。
 
骨を丈夫にして、イライラを防ぐためにもシイタケを利用したいものです。
さらに加えて食物繊維が多く、便秘や大腸ガン、糖尿病などの予防にも役立ちますが、カロリーが極めて低く肥満の予防食としても理想的です。
干しシイタケの場合、40パーセントが食物繊維。まさに不老長寿の“特効薬”のような食べ物なのです。
「長寿食365日 より」
 
 
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ビタミンB12は、悪性貧血等に優れた効果があることは以前から知られていましたが、最近、傷ついた神経繊維の修復や神経の伝達物質の合成に関与していることがわかってきました。
従来、一度死滅してしまった脳細胞は、再生不可能とされてきましたが、近時、ビタミンB12によって、再生されることがわかってきました。
それが、末梢神経障害や認知症の治療に有効である事から、俄然注目を浴びるようになってきました。

東京武蔵野病院 副院長 田中信夫先生によれば、認知症患者は前述したように、血液中にビタミンB12が少なくなっています。
そこで、認知症患者にビタミンB12を投与すると、ボケ症状、特に感情障害、夜間せん妄、意欲、自発性の障害などの精神障害が軽快するケースが多くみられるとの事です。

今や人口の4人に1人が65歳以上という超高齢化社会を迎えるに至ったのは、医療技術が飛躍的に向上した結果ですが、残念ながら、脳に関する医学がそれに追いついていないことも事実でしょう。
老齢化が進むにつれて、感情の起伏が少なくなる、いわゆるボケ症状が見られるケースが増えています。
これは、脳が萎縮する為に起こることで、同じように老人認知症の3割~5割を占めるアルツハイマー症候群も、脳全体が萎縮して、大脳皮質に変化が起こることによります。
脳の萎縮を防止するためには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行なわれなければなりません。

ビタミンB12は、この蛋白合成と核酸合成の両方に役立っています
 
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