キノコ鍋で免疫力を強化

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古代式の「キノコ鍋」はいかがですか。
 
主役はシイタケ、マイタケ、エノキダケ、シメジなど。
このうちの何種類かでも、もちろんかまいません。
それに、鶏の骨付き肉のぶつ切り、昆布、ネギ、白菜、味噌、日本酒、みりん少々、薬味としてショウガ。
 
鍋に水を張って火にかけ、煮立ったら鶏肉を入れ、23分間沸騰させてからとり出し、水は捨てます。
鍋を洗って昆布を敷き、水、ショウガ、酒を入れて火にかけ、ひとふきしたら昆布をとり出し、鶏のぶつ切りを入れ、沸騰してから弱火にして、じっくりと30分ほど煮込んで旨みを出します。
 
キノコは石づきの部分を切って除いてから入れ、さらにぶつ切りのネギ、ざく切りの白菜などを入れ、23分煮込み、みりん、味噌で味をととのえ、ひと吹きしたら出来上がりです。
まずキノコから器にとり、七味唐辛子などをパッパッと放って、豪快に頬ばります。
 
人間は歳をとるにつれて免疫力もダウンします。
青年期の免疫力を10とすると40代では7ほどになり、60代では4程度にまで低下するそうです。
 
ところが秋山のキノコには、その免疫力をアップさせる成分が多く含まれているのです。
その代表的な成分がβ・グルカンという多糖類で、細菌やウイルスなどの有害物を排除する免疫機能を高めて、ガンの発生を抑える働きでもよく知られています。
キノコ類の特徴のひとつは食物繊維が多い点で、慢性的に不足している現代人にとっては理想的な食材ということになります。
「長寿食365日 より」
 
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ビタミンB12は、悪性貧血等に優れた効果があることは以前から知られていましたが、最近、傷ついた神経繊維の修復や神経の伝達物質の合成に関与していることがわかってきました。
従来、一度死滅してしまった脳細胞は、再生不可能とされてきましたが、近時、ビタミンB12によって、再生されることがわかってきました。
それが、末梢神経障害や認知症の治療に有効である事から、俄然注目を浴びるようになってきました。

東京武蔵野病院 副院長 田中信夫先生によれば、認知症患者は前述したように、血液中にビタミンB12が少なくなっています。
そこで、認知症患者にビタミンB12を投与すると、ボケ症状、特に感情障害、夜間せん妄、意欲、自発性の障害などの精神障害が軽快するケースが多くみられるとの事です。

今や人口の4人に1人が65歳以上という超高齢化社会を迎えるに至ったのは、医療技術が飛躍的に向上した結果ですが、残念ながら、脳に関する医学がそれに追いついていないことも事実でしょう。
老齢化が進むにつれて、感情の起伏が少なくなる、いわゆるボケ症状が見られるケースが増えています。
これは、脳が萎縮する為に起こることで、同じように老人認知症の3割~5割を占めるアルツハイマー症候群も、脳全体が萎縮して、大脳皮質に変化が起こることによります。
脳の萎縮を防止するためには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行なわれなければなりません。

ビタミンB12は、この蛋白合成と核酸合成の両方に役立っています
 
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
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