朝ご飯で記憶力をよくしましょう

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朝ご飯で記憶力をよくしましょう
 
現代は「記憶力の時代」です。
認知症を防ぐのも、若々しい記憶力ですし、情報化時代を生き抜くためにも強力な記憶力を身につけておいた方が有利なのはいうまでもありません。
 
記憶力をアップするためには、まず脳のエネルギー源の確保が重要です。
脳は働くためのエネルギー源として、ブドウ糖しか使いません。
 
血液中にあるブドウ糖のほぼ50パーセントは脳が消費しているそうです。
しかも一日に120グラムほどが必要といわれ、これほど大量のブドウ糖を消費する臓器はほかにありません。
脳はブドウ糖をストックする能力がありませんから、常に血液によって供給する必要があるわけです。
 
ブドウ糖はご飯や麺類、パンなどのデンプン質系の食べ物を通して体内で作られ、食後の30分ほどで血液中のブドウ糖(血糖)はピークとなります。
そしてデンプン質の食べ物の中でもっとも効率的なのはご飯です。
ご飯は粒食のために腹持ちがよく、血糖値の上がり、下がりもゆっくりとなって糖尿病の予防に役立つだけではなく、脳へのエネルギー供給もパン、麺類にくらべてはるかに持続します。
 
血糖値が一日のうちで一番低くなるのは朝食前。
睡眠中でも脳は休まずに働いているからで、そのいい例が夢です。
夢を見ているということは、脳が休んでいないということであり、ブドウ糖を消費している何よりの証拠です。
 
どんなに忙しくても、朝ご飯をしっかり撮らないと脳の老化を進め、その日の仕事にも影響を与えることになります。
「長寿食365日 より」
 
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ビタミンB12”ビタミンB1”は、脳や全身の神経・筋肉の働きを活性化します。
ビタミンB1”は、神経の回復剤として、老人性認知症アルツハイマー病に有効なことが学会で発表されています。
また、ビタミンB12”は、選択的に脳神経に利用されることが知られています。
ビタミンB群はバランスよくとることで相乗効果を発揮します。
 
現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
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