インターネットと物忘れの関係

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インターネットと物忘れの関係
 
インターネットを使うようになってから思い出す力が低下したように感じる、というお話を、よく聞きます。
実際、記事で見た、ある民間の調査会社が10代~60代の利用暦1年以上のユーザーを対象に行った調査でも、約10パーセントの人が「(インターネットを使うようになってから)物忘れがひどくなった」と答えていましたから、この実感を持っている人は、想像以上に多いのかもしれません。
 
ただし、この問題は、記憶を引き出す作業をインターネットに助けられているから思い出す力が低下した、という単純な図式では語りきれないだろうという気もします。
 
一つには、インターネットを使うようになってから、体内時計を乱している人が増えたことが関係しているのではないでしょうか。
前述の調査でも七割もの人が「夜更かしをすることが増えた」と答えていますが、これは明らかに無視できない要素です。
このことは24時間営業のお店が増えたことなどとも連動していると思いますが、夜更かしをすれば、時差ボケの状態になりやすくなります。
時差ボケの状態になると、脳のパフォーマンスが全体的に低下している時間が増えるので、物忘れもしやすくなる。
そういうことがあると思います。
 
また、インターネットを使うようになってから、大して興味はないけれど、とりあえずその情報に接したことはある、という程度の知識が増えたのかもしれません。
まったく接したことのない情報なら物忘れのしようがありませんが、たとえば何気なくリンク先を辿っているときなどに目にしたことがあるから、人からその情報を聞いたときに、何となく知っているような気がする。
ところが、詳しくは思い出せないので、「あれ? 何だっけ」になってしまう。
それも思い出す力の低下という自覚につながっているのかも知れません。
「フリーズする脳 より」
 
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。
大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
 
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
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