◆◇脳梗塞◇◆ 無症候性脳梗塞とは……?

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◆◇脳梗塞◇◆ 無症候性脳梗塞とは……?
 
脳梗塞の症状はないのに、検査を受けたら「脳梗塞がありますよ」といわれた。
―――最近、こんな経験をする人が増えています。
このように、検査でたまたま見つかった脳梗塞のことを「無症候性脳梗塞」といいます。
 
無症候性脳梗塞を指摘される人が増えている背景には、脳の検査にMRI(磁気共鳴画像)などの脳内を撮影する技術が進歩したことと、脳ドックの普及があります。
従来、見えなかった脳内の様子が見えるようになって、脳梗塞の発作が起こる前から梗塞の存在を知ることができるようになったのです。
 
無症候性脳梗塞は、高血圧や心房細動のある人、頸部の血管が狭くなっている人などに多くみられます。
つまり、脳梗塞の危険因子をもっている人に多く見られるということです。
危険因子をもたない人では、特に治療はしないことも多いようですが、なんらかの危険因子を持っている場合は、積極的にその治療と脳梗塞の予防につとめるべきです。
 
生活習慣を改善しながら、高血圧や心房細動、糖尿病や高脂血症などの危険因子をしっかり管理し、血管に血のかたまりができないようにする薬を服用するなどすれば、今までと変わらないQOL(生活の質)を保った生活を送ることができます。
 
ただし、脳梗塞の症状がないとはいえ、脳のなかに梗塞があることは事実ですから楽観はできません。
本格的な脳梗塞が訪れないよう、真剣に生活改善・治療に取り組んでください。
「徹底図解 脳梗塞 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
 
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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