◆◇脳梗塞◇◆ 脳への血流が“5分間”途絶えると、脳細胞は死んでしまう

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◆◇脳梗塞◇◆ 脳への血流が“5分間”途絶えると、脳細胞は死んでしまう
 
血栓と脳塞栓は、血栓をつくる原因は違いますが、その結果として、脳への血液がいかなくなるという点はどちらも同じです。
脳への血流が5分間途絶えると脳細胞は死んでしまい、それらの脳細胞がはたしていた機能も同時に失われます。
 
脳は手足を動かしたり、視覚や触覚などの感覚を受けたり、ものを考えたりと、私たちの活動のすべてを支配していますが、正確にはこれらの活動を支配しているのは、約140億個もある脳細胞です。
また、脳にはいくつかの領域があり、領域ごとに感覚を受けたり、運動や言語の指令を出すなどの役割が決まっています。
そのため、たとえば手足の動きを支配する領域の脳細胞が障害されると、手足がまひして動かなくなります。
ほかの領域の脳細胞は、障害された領域の機能を肩代わりすることはできませんから、後遺症としてまひが残ってしまうのです。
 
また、大脳は右脳と左脳に分かれており、からだの右半身は左脳が、左半身は右脳が支配しています。
ですから、左脳が障害されれば右半身に、右脳が障害されれば左半身にまひが現れます。
 
このように、脳梗塞が起こる場所によって、現われる症状はさまざまです。
「徹底図解 脳梗塞 より」
 
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
 
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
ビタミンB12は、十分にあると集中力や記憶力・やる気が高まり、精神を安定させます。
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