頭のさびつきをふせぐには1日1回の「なぜ?」が効く

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頭のさびつきをふせぐには11回の「なぜ?」が効く
 
日々の暮らしの中では、頭を使っているようでいて、実は使っていないということが多いものです。
 
順風満帆な生活を送っている人ほど、その傾向は強くなります。
さしたるトラブルがないから、いつもと同じことをしていればいい。
その結果、思考回路が硬直化し、さびついてしまいやすいのです。
 
逆に、人間は、困ったことに直面すると、「どうしよう」「なんとかしなければ」と必死で頭を使うようになります。
 
ですが、いくら「頭にいいから」といって、自分からトラブルを発生させる必要はありません。
頭をさびつかせないためには、毎日「なぜ?」と考える習慣をもてばOKです。
周囲を見渡せば「なぜ?」と思える事柄が、いくらでも転がっているはずです。
 
新聞の事件報道を読み、「なぜ、こんな事件が起こるのだろう?」と考えてもいいし、妻の機嫌がよければ、「なぜ、こんなに機嫌がよいのだろう」と頭をめぐらせてもいい。
 
「なぜ?」と考えるためには、周囲を注意して観察することが必要になります。
そんな疑問設定や観察力を働かせることが、頭のさびつきを防ぐことになるのです。
「脳(あたま)にいいこと全部やってみよう! より」
 
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脳は神経細胞の集まりと思われていますが、正確には「神経細胞(ニューロン)と、それらの情報を伝える役目をしているシナプスから成り立っています。脳を使えば使うほど、これらのシナプスが増えていきます。
脳の中のシナブスが密であればあるほど、いろいろな能力が高まります。
記憶力でいえば、記憶したことが鮮明に脳に焼きつけられることになります。
 
昔は、脳の神経細胞は生まれたときから増えることはないから、このシナプスを増やすことが、すなわち脳を発達させることだと考えられていました。
ところが、脳の研究が進み、近年になって、神経細胞は年をとっても増えることがわかったのです。
 
脳を使ってこれらの神経細胞を増やし、なおかつ、シナプスを密にすることが脳を鍛えるということなのです。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのために必要な素材として栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12です。
 
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
 
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