「愛情を注ぐと、脳が活性化する」って本当?
家族や仲間に恵まれると、幸せな気分でいられますが、それは脳のためにもいいことです。
脳には、愛情が必要なのです。
とりわけ、脳に必要なのは、「愛されている」という実感です。
「好きな人に頭を撫でてもらっている」「手を握ってもらっている」といった愛されているという実感が、脳の活力源になるのです。
こういう愛情は、歳をとればとるほど必要になると言っていいでしょう。
脳細胞は、年齢とともに減少していきますが、ストレスを受けると、減少のスピードはいよいよ加速します。
だからといって、生きている以上、ストレス源を完全に断つことはできないですから、ストレスと戦う“応援団”が必要になります。
このとき、愛情が大きな助けになるのです。
人から愛されているという実感があれば、脳のストレス処理機能は高まっていきます。
ストレスをうまく処理できれば、脳細胞の死滅を遅らせることができ、歳をとっても冴えた頭でいられるのです。
もちろん、愛情は一方的に要求できるものではありません。
自分が人を愛さず、一方的に要求しても、それを得ることはできません。
まずは、自分が家族や仲間を信じかつ愛し、幸せにすることが必要と言えそうです。
「脳(あたま)にいいこと全部やってみよう! より」
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
脳の中のシナプスが密であればあるほど、いろいろな能力が高まります。
記憶力でいえば、記憶したことが鮮明に脳に焼きつけられることになります。
ところが、脳の研究が進み、近年になって、神経細胞は年をとっても増えることがわかったのです。
その中でも重要なものがビタミンB12です。
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12