自分ひとりで「海馬」を鍛える秘密の特訓法

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自分ひとりで「海馬」を鍛える秘密の特訓法
 
記憶力は天賦の天才ではなく、誰でも記憶力を向上させることができます。
鍛えると、記憶力は必ずアップするからです。
 
人間の記憶の入口に当たるのは、大脳皮質の「海馬」と呼ばれる部分です。
海馬は、鍛えられるうち、大きくなることがわかっています。
つまり、記憶力がアップするのです。
逆に言えば、鍛えなければ、海馬がふくらむことはなく、記憶力がアップすることもありません。
 
海馬を鍛える方法は、ごく簡単です。
学び、覚えようと努力をすればいいのです。
物事を理解し、覚えようと努力すれば、脳は働かざるをえません。
脳細胞をつなぐシナプスの数が増え、海馬はふくらんでいきます。
そういう努力の結果、記憶力はよくなり、記憶量は増えていくのです。
 
というわけで、年をとっても、記憶力をよくする道は開かれています。
頭を使うことを面倒に思わなければ、その道を進んでいけるのです。
一方、その努力を面倒なものと放棄すると、頭の働きは確実に低下していきます。
「脳(あたま)にいいこと全部やってみよう! より」
 
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脳は神経細胞の集まりと思われていますが、正確には「神経細胞(ニューロン)と、それらの情報を伝える役目をしているシナプスから成り立っています。脳を使えば使うほど、これらのシナプスが増えていきます。
脳の中のシナプスが密であればあるほど、いろいろな能力が高まります。
記憶力でいえば、記憶したことが鮮明に脳に焼きつけられることになります。
 
昔は、脳の神経細胞は生まれたときから増えることはないから、このシナプスを増やすことが、すなわち脳を発達させることだと考えられていました。
ところが、脳の研究が進み、近年になって、神経細胞は年をとっても増えることがわかったのです。
 
脳を使ってこれらの神経細胞を増やし、なおかつ、シナプスを密にすることが脳を鍛えるということなのです。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのために必要な素材として栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12です。
 
また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
 
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