イライラ解消には「セロリ」が効く!

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イライラ解消には「セロリ」が効く!

仕事や勉強でミスを連発するのは、たいていイライラしているときです。
そこに「またミスをした」というイライラが加わると、ますます集中できなくなり、さらにミスが増える原因になります。

その悪循環を防ぐには、セロリをかじってみるといいです。
あるいは、ひと手間かけて、セロリのジュースを作って飲めば、イライラがおさまり、落ち着いて仕事や勉強に取り組めるようになるはずです。

セロリが人の心を鎮めるのは、その独特の香りに秘密があります。
セロリの強い香りには、神経の鎮静効果があることが確認されています。
地域によっては、昔から神経症状を改善する「薬草」として扱われてきたほどです。

また、セロリには、血小板の凝集を抑制する作用もあります。
要するに、セロリを食べると、ドロドロの血液もサラサラ状態になるというわけです。
すると、血圧は下がり、脳への血流はよくなります。
香りをかぐこと、食べることで、セロリは脳にいい効果をもたらしてくれるのです。
「脳(あたま)にいいこと全部やってみよう! より」

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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。

現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成、核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。

高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。

ビタミンB12とは
http://www.endokoro.com/