ストレスを飼いならすちょっとしたコツ

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ストレスを飼いならすちょっとしたコツ

40歳を超えたら、若いとき以上に心身にストレスをためないように気を配りたいものです。
中年期以降、心身にストレスをため込むと、脳の老化が一気に加速するからです。

40代が節目になるのは、肝機能の低下と関係しています。
肝機能が低下すると、体内の細胞の酸化が速まってきます。
酸化はイコール老化であり、脳細胞の老化も速まるのです。

体内の細胞を酸化させるのは、活性酸素と呼ばれる物質です。
酸素は、体内でエネルギーを作るのに欠かせない物質ですが、その酸素の一部は体内で活性酸素に変化します。
活性酸素は体内に侵入してくる細菌を撃退する一方、体内細胞を酸化、つまりは老化させていくのです。

体内の酸化を抑えてくれるものの一つが、肝臓で作られる抗酸化酵素です。
若いうちは肝臓でさかんに抗酸化酵素が作られているので、活性酸素は活発には動けません。
けれども、40代になって肝機能が低下してくると、抗酸化酵素が少なくなり、活性酸素の動きが活発化してきます。

40代になり、肝機能が低下してくると、活性酸素を抑えるのに、抗酸化酵素の働きだけでは不十分になります。
そこで、べつの方法で活性酸素の発生を抑えるしかありません。
その一つがストレスの排除です。

酸素が活性酸素になるのは、ストレスが原因になることが多いのです。
ひと言にストレスといっても、心理的なストレス以外に、排気ガスやタバコの煙によるストレスもあります。
紫外線を浴びることもストレスになれば、加工食品の食品添加物もストレスになります。
40代を迎えたら無理をせず、タバコや酒はほどほどにし、加工食品を避けて、ストレスを抑えましょう。
それは、体だけでなく、脳を老化から守ることにつながります。
「脳(あたま)にいいこと全部やってみよう! より」

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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。

ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。

ビタミンB12とは
http://www.endokoro.com/