段取りを考えることが脳に効く理由

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段取りを考えることが脳に効く理由
≪段取りを考えると脳が活性化し人生が充実する≫

脳は働かせるほどスムーズに動くようになります。
つまり、頭をよく使う人のほうがより活性化していきます。

段取りのなかには、日常的にやっていて無意識で行っているものもあります。
例えば、毎日の家事や、毎日決まっている内容の仕事をする場合は、わざわざ段取りを考えなくても、慣れれば意識せずにできるようになります。
脳は何かをするときには、その段取りを頭の中にインプットすることによって、神経細胞のつながりがよくなります。
これは、次に同じことをやるときには素早く反応し、省略化するためです。

ただ、慣れる、意識せずに行うということは、脳があまり動いていない状態と言えます。
使わないでいると脳はどんどん怠けていきますから、常に意識的に段取りを考えるほうが脳に適度な刺激を与え、活性化させることになります。

考えずに作業していると、神経細胞のつながりはそこだけが強くなり、ほかは弱くなってしまいます。
脳を活性化させるためには、新しいことに挑戦したり、実行したりして刺激を与えることが大切ですが、もっとも簡単なのは意識的に段取りを考えることです。

段取りで大切なのは、先を見通す力です。
1日の段取りであれば、何時までにこれをする、今日は何時に誰と会う、何時には会議があるので今日の作業はそれまでに終わらせるなど、予定を無駄なく進めるためには、具体的な段取りを出勤途中の電車の中などで考えるようにしましょう。

そして、1日の段取りのような短期的なものも大切ですが、これ以外にも、長いスパンの段取りも大切です。
例えば、いつまでも健康でいたいからタバコは吸わない、脂質の多い食事は控える、運動をするといったことは、長期的に考えた人生の段取りです。
「40歳から『衰えない脳』をつくる 7つの習慣 より」

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脳は神経細胞の集まりと思われていますが、正確には「神経細胞」(ニューロン)と、それらの情報を伝える役目をしているシナプスから成り立っています。脳を使えば使うほど、これらのシナプスが増えていきます。
脳の中のシナプスが密であればあるほど、いろいろな能力が高まります。
記憶力でいえば、記憶したことが鮮明に脳に焼きつけられることになります。

昔は、脳の神経細胞は生まれたときから増えることはないから、このシナプスを増やすことが、すなわち脳を発達させることだと考えられていました。
ところが、脳の研究が進み、近年になって、神経細胞は年をとっても増えることがわかったのです。

脳を使ってこれらの神経細胞を増やし、なおかつ、シナプスを密にすることが脳を鍛えるということなのです。

高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのために必要な素材として栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12です。

ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。

また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。

ビタミンB12について
http://www.endokoro.jp/
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/libra_g.html