目標を持つとは

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目標を持つとは

なんとなく人生を送るのと、なんらかの目的を持って生きるのとでは、人生の充実度がまったく変わります。

適切な目標はモチベーションにつながります。

例えば、小学生や中学生の頃には「得意教科で100点をとる」「志望校に合格するために勉強する」といった目標を持っていたことでしょう。
高校生や大学生になれば、将来自分がどのような仕事をしたいかという方向性を考えて、志望校や就職先を選んでいるでしょう。
このように、私たちは人生でさまざまな目標を抱えて生きています。

目標にはちょっとがんばれば実現できそうな「短期的な目標」と、できればこうなりたい、こうありたいといった「長期的な目標」があります。
長期的な目標は「夢」という言葉でも表わされます。

とはいえ、まったく研究していない人が「ノーベル賞をとりたい!」というような、どうがんばってもかなえられそうにない目標をたてても、単なる誇大妄想となってしまいます。
目標は具体的であればあるほど現実的ですから。

「夢は必ずかなえられる」「念ずれば花開く」など、強く願うことで物事を実現できるという考え方があります。
こうした考え方に科学的根拠はありませんが、「こうしたい」と願う意欲が新しいことに挑戦させ、チャンスをつかみやすくさせるのかもしれません。

ただ、勘違いしてほしくないのが、「夢を持てばそれだけでいい」「願いが強ければかなう」わけではないということです。
こうした強い「想い」があり、さらにそれを実現させるために努力して、はじめて夢はかなうのです。
「棚からボタモチ」のような思いもかけない幸運は、それを願ったからといって誰にでもやってくるものではありません。
やはりコツコツとまじめにがんばった人のほうが、自分の夢や目標を実現させています。

目標は少し努力すれば手に届きそうなものにしたほうがいいのです。
少しがんばれば手が届くような目標には、モチベーションを上げる効果があります。
「40歳から『衰えない脳』をつくる 7つの習慣 より」

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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。

ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。

また、脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。

脳と神経のビタミンB12
http://www.endokoro.jp/
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http://www.endokoro.jp/libra_g.html