血管病はおもに心臓から全身に血液を届ける動脈に起こります。
なかでも多いのが、脳で起こる脳卒中と、心臓で起こる狭心症・心筋梗塞です。
ここで誤解しないておきたいのは、脳卒中と狭心症・心筋梗塞は、脳や心臓そのものに異常があって起こる病気ではなく、各臓器を通る血管に原因があって起こるという点です。
それぞれの病気の原因と起こり方を見てみましょう。
脳卒中は発病の部位や症状から、脳出血と脳梗塞の2つに大別されます。
脳出血は、おもに脳の細い動脈で起こり、血管の老化によって厚く硬くなった血管壁にコブ状の瘤ができ、それが破裂して脳の中で出血が起きます。
すると、その周辺の脳細胞にダメージが及び、脳機能に障害が出ます。
一方、脳梗塞は、脳の太い動脈に起こるケースが深刻です。
老化の進行によって血管内部が狭くなっている部分に血栓(血のかたまり)がつまると、血流が断たれて酸素と栄養を受け取れなくなった細胞が死んでいき、大脳、小脳、脳幹が死ぬと、自分で呼吸できなくなり、心停止にいたります。
狭心症・心筋梗塞は、心臓の筋肉(心筋)に酸素と栄養を届けている太い動脈(冠動脈)の内部が老化の進行によって狭くなることで起こります。
血管の内部が狭くなった部分の血流は弱く、心筋に酸素と栄養を十分に届けられない状態ですが、激しい運動などを行うと、心筋と冠動脈に無理がかかり、胸に一時的な激痛が走ります。
この段階では安静にしていると、痛みがおさまるのが一般的です。
一方、心筋梗塞は、血管の内部がいっそう狭くなり、そこに血栓がつまって血流が断たれることで発症します。
血液が流れなくなった心筋の細胞は死んでいき、心臓が停止してしまうのです。
このように、脳卒中や心筋梗塞などの怖い病気は、臓器そのものの病気ではなく、血管の老化に原因がある病気なのです。
「一生切れない、詰まらない「強い血管」をつくる本 より」
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
＜ビタミンB12の働き＞
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステインや活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.jp/
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子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html
