強力な抗酸化パワーで血管と血液の元気度をアップ【野菜の力】……トマト、モロヘイヤ、カポチャ
野菜は、血管の老化を防いでくれる栄養素の宝庫です。
血圧を下げるカリウム、余分な塩分やコレステロールの排出を促す食物繊維、体内の活性酸素を無毒化する抗酸化成分(β-カロテン、ビタミンC・E、ポリフェノール類など)が多く含まれ、血管と血液の元気度を高めてくれます。
低カロリーのものが多く、十分な量を食べても、肥満の原因にならないのもメリットです。
とくに緑黄色野菜、つまり色の濃い野菜は、動脈硬化を防ぐ抗酸化成分が豊富です。
旬の味覚も交えながら、いろいろな野菜を楽しむのが一番ですが、ここでは、手軽に味わえて、とくに効果が高い3つの野菜を紹介しましょう。
【赤い野菜】……トマト
〔効能〕
トマトの赤い色は、色素成分のリコピンが多く含まれる証拠です。
リコピンは強力な抗酸化力を持ち、体内の活性酸素を除去して、悪玉のLDLコレステロールの酸化を抑制し、血管の内皮細胞の内側に、動脈硬化の原因となる酸化LDLコレステロールがたまるのを防ぎます。
ビタミンC・Eやカリウムも多く、リコピンとの相乗効果で、動脈硬化をパワフルに予防します。
〔使い方&食べ方のコツ〕
●リコピンは脂溶性成分(油に溶ける成分)なので、油といっしょにとると、体内での吸収率がアップする。
●簡単なとり方は、シンプルなトマトサラダ。
ひと口大に切ったトマトに、オリーブ油少々をかけて食べる。
味がもの足りない場合は、ハーブや塩ごく少々を足す。
※オリーブ油は、高品質のエクストラヴァージンを使うと、香りと味わいが深く、塩なしでも十分おいしい
●野菜サラダに、トマト半個または1個を添えるのを習慣化する。
【緑の野菜】……モロヘイヤ
〔効能〕
モロヘイヤは、栄養素に富む緑の野菜のなかでも、抗酸化成分を圧倒的に多く含む食品です。
β-カロテン、ビタミンC・E、ポリフェノールなどの抗酸化成分が、総合力で体内の活性酸素を無害化していき、血管を傷める酸化ストレスを減らします。
青葉には珍しいモロヘイヤのネバネバは、ムチンやマンナンなどの食物繊維が含まれている証拠。
これらの成分は、腸内での余分な塩分、コレステロール、糖分の吸収を抑え、血液がドロドロになるのを予防します。
〔使い方&食べ方のコツ〕
●水に溶け出す水溶性成分が多いので、ごく手短かに茹でるのが、栄養分の損失を招かないコツ。
●簡単にとるには、モロヘイヤのおひたしが手軽。
葉をつみ、沸騰した湯で30~40秒茹で、すぐに冷水にとる。
水気を絞って切り、かつおぶし、ポン酢少々(だし割りしょうゆ、納豆のタレでもよい)をかける。
【黄色い野菜】……かぼちゃ
〔効能〕
かぼちゃには、さまざまな色素成分、つまり抗酸化成分が含まれています。
リコピン、ルテイン、β-カロテンなどの強力な抗酸化パワーが、体内の酸化ストレスを減少させ、血管を傷める要因をなくしていきます。
加えて、ビタミンC・Eやカリウムも多く、ビタミン類の抗酸化力も、血管の老化予防をバックアップします。
余分な塩分の排出を促す、カリウムや食物繊維も豊富です。
〔使い方&食べ方のコツ〕
●油といっしょにとると吸収率が高まる栄養素が多いため、適量の油で調理する。
●焼き野菜にすると、簡単な副菜に。
かぼちゃを薄切りにし、アルミホイルの上に並べてオリーブ油少々をかけ、オーブントースターで火が通るまで焼く。
●温野菜サラダの材料に。
かぼちゃを1.5cm角ほどに切り、耐熱容器に入れて水少々をふり、ラップをかけて加熱し、やわらかくする。
好みの野菜とドレッシング少々を合わせる。
「一生切れない、詰まらない「強い血管」をつくる本 より」
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステインや活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.jp/
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子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html