ストレスに打ち勝つ生活:エクササイズの頻度、強度、時間の長さ

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ストレスに打ち勝つ生活:エクササイズの頻度、強度、時間の長さ
 
どれくらいの頻度でエクササイズすればいいのでしょう。
毎日、エクササイズをする必要はありません。
3回で十分という結論が出ています。
 
しかし、もしウォーキングなどの運動強度の低いエクササイズを洗濯すれば、週45回でも、無理なく、ケガなく実践できるでしょう。
 
もしウォーキングよりも運動強度の高い種目を選択するならば、エクササイズは週3回にとどめておくのが、賢明です。
 
別の研究によれば、運動強度の高い種目を週4回以上続ければ、逆に、ストレスが増すという結果が出ています。
 
それは、もし激しいエクササイズを頻繁に実践すれば、エクササイズそのものがストレスになってしまうと考えられるからです。
これは、エクササイズが心と身体にとって重すぎる荷物となってしまうケースです。
 
ストレスを軽減するためのエクササイズの強度と時間の長さ、結果のあらわれる時期についても研究がなされています。
嬉しいことに、軽度から中程度の運動強度のエクササイズで効果があること、エクササイズの時間は1520分でよく、約9週間たてば好結果が得られることが確認されています。
 
<エクササイズの種類>
 
では、どんなエクササイズがストレスを軽減させるのに効果的なのでしょう。
多くの研究が行われ、ウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリング、縄跳びに効果があることが証明されています。
 
ここで注目してほしいことは、ここにあげたどの種目も、リズム運動であり、身体の大きな筋肉を使うことです。
好みの種目を選び、さっそく実践してみましょう。
「病気にならない脳の習慣 心と免疫力のしくみ より」
 
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脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。

イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり、神経伝達物質を放出するときに働くカルシウムが不足したりしているのも原因のひとつと考えられます。

それらの成分が不足する背景には、朝食を抜くといった欠食や、栄養のバランスの悪さなどが考えられます。
忙しいからと食事をぬいていないか、好きなものばかり食べて偏食をしていないかなど、自分の日頃の食生活をふり返り、食事リズムと栄養バランスを改善していくことが大事です。
 
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経とも関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
ビタミンB12について