お酒の好きな人はB6で肝臓病を予防しよう

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お酒の好きな人はB6で肝臓病を予防しよう
<ビタミンB6情報>
 
≪生理前の不快症状やつわりに効く女性のビタミン≫
 
生理前の憂うつ、イライラ、肩こり、腰痛など、月経前緊張症はつらいものです。
これは、ホルモンのアンバランスが原因のひとつになっています。
生理の前後には、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが交替しますが、うまく交替できないとさまざまな不快症状がおこります。
ビタミンB6は卵胞ホルモンの代謝にはたらき、不快な症状を緩和してくれます。
 
妊娠初期におこるつわりにもB6が効果があります。
つわりがおこるのは、タンパク質のアミノ酸の一種トリプトファン代謝がうまくいかないためだといわれています。
B6アミノ酸代謝を正常にして、つわりを軽くしてくれます。
 
妊娠時はB6の需要が増します。
たっぷりと補給しましょう。
B6は脳神経の発達にも重要ですから、赤ちゃんのためにも不足させてはならないビタミンです。
 
≪お酒好きな人はB6で肝臓病を予防しよう≫
 
B6は脂肪の代謝に役立つビタミンで、肝臓に脂肪がたまらないようにはたらくことがわかっています。
 
アルコールの好きな人がかかりやすい病気に肝硬変があります。
まず、肝臓に霜降り肉のように脂肪がたまって脂肪肝ができます。
ほうっておくと、やがて肝硬変に進むことがあります。
B6には、脂肪肝を取り除くはたらきがあり、B2やコリンとともに治療に使われています。
 
B6には脂肪肝ができるのを予防する効果もあるので、B6の多い食品を食べて肝臓をいたわりましょう。
 
1日の推奨量(mg)
成人男性:1.4
 成人女性:1.2
 妊婦:+0.8
 授乳婦:+0.3
 
≪上限量(mg)
 成人:60
 
≪ビタミンB6を多く含む食品(mg)
かつお1切れ100g0.76
まぐろ1切れ80g0.68
さけ 1切れ80g0.51
さんま1100g0.51
牛レバー  50g:0.44
さば 1切れ80g0.41
バナナ 1100g:0.38
いわし 180g0.35
鶏ささ身  50g:0.33
鶏レバー  50g:0.32
 
「からだに効く栄養成分バイブル より」
 
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筋肉が動くように脳から指令を伝える神経が、正常に働くためには、いくつものビタミンB群の仲間が必要です。
筋肉や神経を動かすエネルギーをつくるのがB1神経伝達物質の生成にはたらくのがB6、そしてB12の役目は、神経細胞内の核酸たんぱく質などを合成したり、修復することにあります。
どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてはくれません。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳・神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、胃の内因子(胃から分泌されるたんぱく質の一種)と結びつくことにより吸収されますが、胃を切除している人などの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために 大量のビタミンB12を補給する必要があります。
高齢者で吸収が悪くなっている人も同様です。
ビタミンB12は動物性食品にしか含まれていないので、菜食主義の人も欠乏症が心配です。
 
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働きます。
ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
 
ビタミンB12について