ボケない脳にする大友式「頭の体操300」:Step10

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ボケない脳にする大友式「頭の体操300」:Step10
 
ボケ防止のために、考案した「頭の体操」をご紹介しましょう。
各設問につき30秒以内で答えてください。
面倒でも紙と鉛筆(ペン)を用意して、書いた方が効果があります。
 
Step10
1.     あなたの本籍地が書けますか?
2.     あなたの母方の祖父母のお名前は?
3.     あなたの父方の祖父母のお名前は?
4.     あなたが仲が良かったいとこの名前は何ですか?
5.     あなたが通った小学校の名前は何ですか?
6.     あなたが通った中学校の名前は何ですか?
7.     あなたが幼少期によく行ったお店や場所を3つあげてください。
8.     あなたが子どもの頃、一緒に寝る人は誰でしたか?
9.     あなたが生まれた家はどんな家でしたか?
10.  あなたが子どものころによく遊んだ遊びは何ですか?
11.  あなたが中学校までに読んだ本を3つあげてください。
12.  あなたの小学校の先生の名前を3人あげてください。
13.  小学時代で楽しかったできごとをあげてください。
14.  あなたの修学旅行の思い出を3つあげてください。
15.  最も印象に残っている旅行の思い出をあげてください。
16.  30歳までのあなたの悲しかったできごとをあげてください。
17.  あなたの20代のころの悩みは何でしたか?
18.  あなたが働き始めたころの思い出を3つあげてください。
19.  あなたが心から「おいしい」と思った食事をあげてください。
20.  あなたが人から言われた言葉で最も印象に残っている言葉は何ですか?
21.  あなたが記憶している古い歌を3つあげてください。
22.  あなたが昔愛用していた道具または宝物を1つあげてください。
23.  あなたが子どもの頃によく聞いた童謡・唱歌は何ですか?
24.  あなたの初恋の人の名前は?どんな人でしたか?
25.  あなたが幼いころに一緒に遊んだ友達の名前をできる限りあげてみてください。
26.  あなたが一番記憶に残っている映画のことを話してください。
27.  あなたが初めてテレビを見たときのことを話してください。
28.  あなたが仕事をしていたころの同僚の名前を3人あげてください。
29.  あなたが仕事をしていたころの余暇の過ごし方を教えてください。
30.  あなたがこれまでに一番お世話になった人は誰ですか?
 
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Step10の答え>
Step10には答えはありません。
自分史をふり返りながら、自由に書いてください。
 
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こうした簡単なゲームを行いますと、脳にインプット(入力)するだけではなく、アウトプット(出力)させることになります。
 
この「頭の体操」に限ったことではないのですが、頭にアウトプットをさせますと、脳内の「グリア細胞(神経膠細胞)を刺激します。
従来、このグリア細胞は、脳の神経細胞(ニューロン)につながっていて、神経のシグナル伝達を補助するだけの細胞だと考えられてきました。(「グリア」は「膠」の意味です)
 
しかし、1990年代に入って、このグリア細胞は、ただニューロンの補助をするだけではなく、独自にシグナル伝達を行い、またニューロンを制御する働きがあることがわかってきました。
ニューロンは一度破損すると再生できませんが、グリア細胞は、ニューロンよりはるかに数が多く、また自身を再生・分割することができるのが特徴です。
このグリア細胞が脳の機能に大きな働きをしているのであれば、学習によって能力をのばすことが期待できます。
 
このグリア細胞をコントロールできれば、将来的には、あるいはアルツハイマー病の抑制もできるようになるのかもしれませんね。
「ボケる人、ボケない人の生活習慣 より」
 
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脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成、核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
 
ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
 
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
熟年の人達が正確で、いろいろな状況下で“成熟した”判断を行い、好ましい結果を得ることができるのは、そのためであろうと思います。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12であります。
 
栄養をニューロンに補給するのに役立つグリア細胞というのがあります。
アインシュタインの脳には、ニューロン1本あたりのグリア細胞が多かったという報告もあります。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
 
ビタミンB12について